PiPi's World 投稿小説

僕の彼女
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

の最初へ
 18
 20
の最後へ

僕の彼女 20

まさか、週刊誌やネット民よりもメイの同僚が脅威とは思わぬ盲点だ。
最悪の場合、女装もカモフラージュで男と同棲生活と漏れれば、メイの清純なイメージが台無しになる。グラビアの職を失えば何の後ろ盾もないので、脱がないといけない事態に陥るかもしれない。

「知ってた?エリカちゃんのほうがメイちゃんよりもカップとトップサイズ大きいの」
「ただの数字ですよね」
「海斗くんはメイちゃん一筋でも、他の男どもはそうじゃないの。単刀直入に言えば、余裕でパイズリできるサイズのほうが妄想しやすい訳」
「要するに、エリカちゃんが麻衣子を追い越すってこと?」
「事務所でどっちが先とかマニアには関係ないし、思わぬライバルやスキャンダルだってありうるわ。それが…芸能界。私も大変なんだから、サービスしてね」
そう言う翼さんもIカップ爆乳・・・
Jカップの麻衣子、その上のKカップだと言うエリカちゃん。
そう言えば社長さんも爆乳だし、所属する子達はみんなおっぱいが大きい子ばかりだ。
僕にも豊胸したらって言う社長さんだし、あえてそこを狙って集めてるのかもしれない。

「サキさんともしたんでしょ?、なら私ともいいんじゃないかしら?」

サキさんと言うのは、桜井サキ。
女優であり、シンガーソングライターであり、グラドルでもあり、プロデューサーでもあり・・・
そして事務所の社長さんでもある人だ。

翼さんの言うとおり、僕はサキさんとセックスしてる。
それが麻衣子と暮らす条件みたいなものだけど、サキさんとのセックスは確かに気持ちいいのだ。
それにどうやら僕は、相当気に入られてるみたいだった。

「あれは事故みたいなもんですから;…それにほとんどヤられたって感じで;…」
確かにあの時の僕はマグロ状態だったしな;…

「ふふっ…でも結弦くんより大きいって聞いたはぁよ…」

あっ結弦って…白坂さんも社長に食われちゃった口ですか;…

僕は胸の中が酷くざわついた。
白坂さんにもサキさんにも。
どす黒いものが一層積もったような感じがして、少し顔にも出たみたいだ。

「サキさんが他のオトコともしてると気になる?」
「そりゃまあね…」

社長が僕を抱いた時は、僕が避妊しようとしても生でさせられた。

「女の子の扱いとかリアルBLかとか確かめてるっぽいけど、女の子とスキャンダル起こさせないよう握ってるのかしらね。それとも遊びなのかな?」
「多分試したり手綱握るためだと思う」
「サキさんは子供は好きなのよね。浮いた話は聞かないけど…あの美貌と性格でもやり手すぎて男が寄ってこないのかもしれないなぁ」

さすがに僕との時には口にしないけど、それ以外の時の態度や話から結婚はともかく子供は欲しいらしい事は僕も気づいてた。

「ねえ、翼。アタシも、海ちゃんに話あるの。はずしてくれる?ブラは外さなくていいから」
「社長、せっかくの慰安旅行なのに、下ネタやめてください」
「おだまり、今時下ネタを恐れてたら、テレビ出れないわよ。片栗粉マン汁で溶いて出直してらっしゃい」
「せめて、ローションですよ」

噂をすればの言葉にあるように、サキさんがやってくる。相変わらず強烈な色気と存在感で、芸能界の奇妙さを体現している。未成年の頃から芸能界にいたから、スタッフの贅沢ぶりや異性関係を見てしまった影響だろう。
派手な髪型とメイクに麻衣子に劣らないボディラインは、旅館の通路ですらラブホにいるような雰囲気になってしまう。アーティストの頃の彼女を知るファンには見せられない場面だ。

SNSでこの小説を紹介

アイドル/芸能人の他のリレー小説

こちらから小説を探す