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声のお仕事なんですが。
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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声のお仕事なんですが。 50

まあ実家暮らしだと女の子を呼べる環境なんてそうはないだろうし、AVなりエッチな動画を見るにしても時間を選ばなくちゃいけないよね。
…女の私が何を言う、って思うだろうけど。

「まあ私の部屋は女ッ気なんてないも同然だけど」
「麗ちゃん、私も一緒だ」

麗ちゃんが部屋のドアを開ける。

麗ちゃんが言う通り、シンプルな空間がそこには広がっていた…

「あの頃と変わらず、スッキリとしているのねぇ〜」
「だから言ったでしょ、女っ気ゼロだって;…レースフリフリとかピンクピンクしたような空間、苦手なのよ;…」
「それは私も一緒だよ;…裕太くんはどう?…最近の男の子って“くまのプーさん”好きの子もいたりするみたいだけど;…」

「いや、僕もそんな…昔から仮面ライダーが大好きだったけど…」
「うん、普通の男の子だ」
まあファンシー趣味よりは好感が持てるかな…

「こっちに来てよ」
麗ちゃんが誘う。
その部屋は寝室。
扉を開けた瞬間、裕太くんが俯く。

「裕太くん」
後ろから抱きついてみる。

裕太くんはビックンと身体を痙攣させ、カチンコチンに筋肉を収縮させる…

えっ?…もしかして裕太くんって…?

「そんな緊張しないでぇ…楽にしてよぉ…」
身体をピッタリと密着させて、乳房が潰れるぐらいに押し付けてみる…

「これは裕太くん、免疫ないかもしれないわねぇ」
「えっ、ウソ、裕太くん、ほんとに?」

恥ずかしそうに小さく頷いたような。
これはまさかの展開だ。

「リコが望んだ展開だぞ」
「ふふ、誰が好きだって言ったかなぁ」
「売れっ子になると変わるわねぇ」

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