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声のお仕事なんですが。
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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声のお仕事なんですが。 70

「あの、僕」
「?」
「リコさんのこと、本気で好きです。愛してます」
「えっ」

元カレにはなかったまっすぐな告白。
突然で一瞬どうしたらいいかわからなくて固まった。

「やっぱり僕じゃ…」
「ううん、とても嬉しい」

素直な感想だった…
年下の…こんなにも無垢な青年に告白されて、嫌な訳は無かった…

「それじゃ付き合って貰えますか?…」
「えっ?!…」
それとこれとはちょっと違った;…
いくら好感を持っているからといって、付き合うとなると話しは別だ;…

悩む。

そして悩み抜いた末に、私が出した結論。

「じゃあ、お友達から始めましょ」
「…はい!」
ぱあっと明るい表情になった大地くん。
もう、そんな顔するなよ。


この日から大地くんは私の家に遊びに来るようになり、そのたびにエッチもしちゃう。
舞からはもう付き合ってるんじゃないですかって言われるようになり…それもまんざら、嫌じゃない。

いつの日か親に紹介する日が来るのか、それはまた…

とにかく私にも春が来た、ってことなのかな?

では、また…


-fin.


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