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声のお仕事なんですが。
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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声のお仕事なんですが。 37

彼女は宇川愛莉ちゃん、22歳の会社員だそうだ。
仕事が休みの週末は早朝のジョギングを日課にしているらしい。

「走る度胸が揺れるんだもの、男の視線が気にならない?」
「そうですね…なるべく人のいない時間を選んでいるんですけど」
「彼氏っている?」
「いたら、一人じゃジョギングしてませんよね〜…」

なんでこんなに魅力的に見えちゃうかなぁ、可愛いしこんな巨乳で…

女の私がこんな気持ちになってしまうんだから、男だったら尚更だろうな…

「お姉さんは…彼氏さんは?…」
「えっ?………残念ながら…」

ちょっと大地くんの顔が浮かんだ…
だけど大地くんとは一回ヤッたに過ぎない…まだ“友達”とも言えない関係よね;…

「お姉さんみたいに背が高くて素敵な人なら、いてもおかしくないじゃないですか…」
「お世辞が上手だなぁ、愛莉ちゃんは」

身長は恥ずかしながら170に届きそうなくらい。これで声のお仕事だからね…
この業界、男性でも私より小柄な方が多い。
マイクの高さ調整とかにスタッフさんが苦労するのも何度も見てきた。

それに比べたら愛莉ちゃんは150前後といったところか。
…ブルンブルン揺れる胸はまるで凶器。
私ですらいけない欲望を抱かせる、恐ろしい子だ。

「それじゃあ、気になる人とかはいるんですよね?…」
「えっ?…まあ…いないことも無いけど…」
やっぱり大地くんの顔を想像しなから答えてしまう…

「それゃあそうですよね…私も今だに別れた年下の元彼が忘れられなくて…」
「あらぁ、愛莉ちゃんって年下の彼がいたの?…」

「ええ、まあ…2つ下で、大学生の子でした」
…大地くんは浪人生だから、違うのね、ダメだ、さっきからなんで大地くんの事ばかり脳裏に過るんだろう。

「彼とは、したの?」
我ながら直球の質問。
愛莉ちゃんのオッパイ見たら、男ならだれでも飛びつくだろう。

「彼は、私のこと、胸だけで見ない人だって思ってたんですけどね…」

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