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声のお仕事なんですが。
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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声のお仕事なんですが。 3

みんなで後片付けし泊まっている旅館に戻る。
今回たまたまみんなちょっと長めのお休みが取れたことから智美さんが予約してくれたのだ。
それぞれ所属事務所も違うんだけど、慰安旅行だと説明したら根回ししてくれたらしい。
…さすが智美さん、か

「ふぅ」
「楽しかった!」
「せっかくの休みだから羽根伸ばさないとね」


「やっぱり、ナンパとか考えてる?遊び慣れた男はリスク大きいわ」
「じゃあ、どんな相手が?」
「ズバリ、家族連れよ。こっちも四人だし」
「確かに、男の子兄弟なら、適当にママさんから引き離せば食べれそう」
「二人も仕込んだご主人も結構なもののはずよ」
「ママさんに女同士の世界も教えてあげたら、きっとメロメロよ」
智美さんはかなり男に飢えているようで、ちょっとだけ視線をぎらつかせている。
先日も養成所同期の方が結婚したようで、『乗り遅れたな』なんて呟いてたことあったし。

あとこの世界は『百合営業』なんて言葉があったりするけど実際ファン向けとかじゃなくても女同士でデートと称して遊びに行くことは日常のこと。この旅行だってその延長線上。

「ココ、混浴なんだよね」
「親子連れで混浴って行くかなぁ」
「まあ、行ってみようじゃない」

混浴にいくと、白く濁っており浸かっているときは裸体が見えないようだし、高齢者が多かった。
五人はどこかがっかりした様子で浸かっていたが、念願の家族連れが入ってくる。
四人という条件にピッタリで、しかも母親が智美さんに接近してきた。
曜子さんが言うには夫の相手をしてほしいという申し出だ。
「大っぴらには言いにくいんだけど…」
「別に気にしてません、せっかくの旅行なんですから、ご主人も楽しませてあげるべきです」
「そうよね、悪い人じゃないんだけど、少しあっちの方が強すぎて…」
「旅の恥はって言いますし、ただもし乱暴されたら怖いので、こちらは二人ということで…」
「お礼はちゃんとしますから」
よく考えたら失礼な話だけど、こちらから切り出す必要はなくなったし、智美さんがうまく話を進めている。
パパさんが私たちから誰を選ぶか知らないけど、これで平山さんファミリー全員と関係を持つチャンスが出来た。
旦那さんの信行さんは42歳、大柄で聞くと元アスリートだという。
奥さんの曜子さんはその2歳下の40歳。年齢より若く見えるし可愛らしい方。
息子2人は17歳の陽介くんと15歳の大樹くん。ともに運動部に入っているそうだ。

ご家族そろってあまりアニメには興味がないようで(ある意味当然かもしれないな)、私たちの仕事もあまりわかっていないようだった。

「パパさんのご指名、リコちゃんと結華ちゃんだけど」
「えっ」

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