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声のお仕事なんですが。
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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声のお仕事なんですが。 17

じゃあそれまでは水泳一筋のガチガチのアスリートだったわけだ。
信行さん、今まで曜子さん以外の女性とは…なかったのかしら。

「交際はそこから?」
「一目惚れです。思い切ってアタックしたら、曜子も同じ気持ちだったみたいで…」
絵に描いたようなベタベタの純愛。むしろ今憧れてしまう。

「それじゃあ若くして結婚したって言っても、2人にとっては長い春だったって訳ですね…」
17歳の陽介くんがデキちゃったから…って言ってたから、信行さんは25歳で結婚したんですもんね…

「もっと早くに一緒になろうとは思わなかったんですかぁ?…」
扉に耳を張り付けていた結華ちゃんも会話に入ってくる…

「なかなかタイミングってのは難しいもんなんだよ…ちょうどその時、子供を授かったから。選手としてもがんばらなきゃって思ったんだけどね」
信行さんは当時を思い出すように語る。
とても楽しそう、嬉しそうな顔だ。

「あっ……出てる。中にいっぱい…」
「ふふっ、出てる出てる。童貞卒業おめでとう♪」

どうやら2組とも事が終わったようで。

見計らったように扉を開ける…

「やだぁ、そこにいたのぉ〜…」
優梨愛は臆することなく笑顔を向ける。

「ははは、お前らよくやったなぁ!」
陽介くんと大樹くんに声を掛ける信行さん…

私は当然2人のソコをチェックする…

やはりというか、出し切ったようで完全に萎んだ状態。
優梨愛も舞も、全部ナカで受け止めたのだろう。
舞はうっとりしながらお腹に手を当てている。

「舞、まさか…」
「そんなわけありませんよ〜」

部屋中笑顔に包まれる。
一度きりに違いないけど、彼らにも私たちにも絶対、思い出に残る旅になる。そう思った。

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