声のお仕事なんですが。 16
「これからどうします?…どちらかの部屋は曜子さんと智美さんが使っていますよね…」
あの2人のお邪魔をする訳にはいかないはよね…
「ちょっと息子たちを覗いてみるかな…」
息子2人を心配するなんて、やっぱり信行さんも父親なのね…
「私もちょっと気になっていたんです…何たって陽介くんも大樹くんも初めてなんでしょ…?」
まあ私が気になっていたのは、梨愛と舞がどんな風に童貞くんを攻めているか?ってことなんだけど…
あの2人が童貞くんに教え込むのか、どうするのか、すごく気になったのだ。
それは結華ちゃんも同じようで。
「優梨愛さんと舞さんですからねぇ」
「息子の初めてには、素晴らしすぎる相手でしょう」
信行さんも苦笑いする。
そんなこんなでその部屋の前まで…
「あ…あっ、優梨愛さん…っ」
「んっ!いい調子だよ、もっと、もっと突きあげて…!あっ!」
「あぁ…奥まで当たってる…大樹くん、いいよ、すごくいい…」
「気持ちいいです…舞さん…」
その声からみて、陽介くんには優梨愛が…大樹くんには舞が相手をしている訳なのね…
「おっ、2人とも無事に童貞喪失は迎えられたようだな…」
嬉しそうに頬を上げる信行さん…
きっと私や結華ちゃんとは全く別の意識で、側耳を立てているんだろうな…
優梨愛は陽介くんの上に跨りリードしている感じね。
初めての相手がNo. 1人気アイドル声優ってのも幸せ者だ。
舞は大樹くんに優しく教えるように導いてあげてるのね。
その大きなおっぱいも堪能しているのかな?
「信行さんご自身の初体験は?」
「陽介と同じ歳の頃でしたかね…」
「それじゃあ同じ歳ぐらいの女の子と…?」
「曜子ですよ…僕の初体験の相手は曜子なんです…」
「ぅわぁ!…その時分から曜子さんと?…」
「はい…オリンピック目指して水泳漬けの毎日を送っている中に、突然現れたのが曜子でしてね…」