私達ビキニヒロイン!! 12
さらけ出された愛海の乳房に、クラスメートも興奮を隠さず、カメラマンはひっきりなしにフラッシュを瞬かせる。
「…すげえ、やっぱり柔らかいな」
「イヤ、いやぁ、あっ…」
戸崎は愛海の胸を両手でゆっくりと揉む。
「あっ、んっ、やっ」
「ホントは気持ちいいんじゃないのか?我慢しなくていいんだぞ」
「そ、そんなこと、ない…んっ、んはっ、んふあっ…」
愛海は、戸崎に胸を揉まれている嫌悪感よりも、身体の奥底から襲い来る快感に、ゾクゾクと身を震わせていた。
「その意地も、どこまで持つかな」
戸崎はピンと尖りつつある乳首を指で弾く。
「ん、ひぃい!」
愛海の身体がビクッ、と反応する。
「ん?感じたな?」
一番嫌いな相手に嬲られる自分の身体。
感じまいと抵抗する愛海だが、それも長くは続かない。
戸崎は指で尖った乳首を抓り上げ、さらにはもう片方の乳首にむしゃぶりつく。
「あんっ!んんっ、んうううん…」
戸崎の頭をはねのけようとする愛海だが、その力も次第に弱まっていく。
「さあて、こっちの方も行っちゃおうか」
「えっ、あっ、いやあーっ!」
戸崎は愛海の股を大きく開き、愛海の唯一身につけている薄布を晒す。
「そろそろ濡れてきてるだろ」
「い、いやぁ…そんなの…」
瞳を濡らす涙。
しかし、愛海にもう逃げ場はない…
…愛海が戸崎の手によって堕とされようというとき…
「すごいね。こんな場所があるんだ」
朽木愛李は最初の撮影場所のビーチから少し歩いた岩場の洞窟にいた。
「よいしょっと」
大きな岩を見つけ、そこに座り込む。
カメラマンも意識しつつ、愛李は物憂げな視線で遠くの海を見つめる。
「…この仕事が終わったら、引退か休養するつもりなんですよ」
『!?』
急に語り出す愛李に、密着していたカメラマンも驚きを隠せない。
…もちろん、これをモニターで見ている愛李の母・凛もである。