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私達ビキニヒロイン!!
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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私達ビキニヒロイン!! 24

「菜々子、ちゃん…」
結衣は愕然としながら、親友の名前を呟く。

倒れた菜々子の股から、バイブを抜き取った男が言う。
「菜々子ちゃんは天性の才能を持った女優だよ」
バイブを手にし、結衣にニヤリと微笑む。
「う、嘘…」

男は手に持っているバイブを、結衣の身体に当て、電源を入れた。
「ひゃあっ!」
「可愛い声だね」
「い、いや…やめて…んっ、あっ」
「こっちはどうかな…」
バイブは腕、首筋と這い回り、胸へと進んでいく。

結衣が徐々に責められているそのとき
「どうだい?うまくいってるかい?」
「ああ、タケさん」
タケさんと呼ばれたこの男、AV界では伝説と呼ばれる男優である。

「君が結衣ちゃんか、初めまして」
そう言って爽やかな笑顔を見せる『タケさん』ことAV男優・加納猛。
もうすぐ50歳になるというのにその顔、肌は若々しい。

「菜々子ちゃんも素晴らしい女だけど、君も負けず劣らず、いや、菜々子ちゃん以上かもしれないな」
「では、一番最初はタケさんに!」
結衣の胸を揉んでいた若いAV男優が言う。

「ありがとう。君たちもあまりがっつくなよ。結衣ちゃん、君は、ヴァージンなんだろう?」
猛は結衣に問いかけた。

「恐れることはない。この菜々子ちゃんだって、この世界に入ったときはそうだったんだ」
その口調はソフトで、優しい。
ただ欲望をぎらつかせているだけの若い男優とはまた風格が違う。

結衣は、黙って、猛の問いに、小さく頷いた。


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