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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 99


タクシーで数十分、あんりの通う高校に着く。
賢太郎「久しぶりに来るなぁ…」
この高校、かつて賢太郎も通っていたところなのだ。
彼がここにやってきたのは卒業以来だ。

あんりは妊娠が判明した日から学校を休んでいる。
一応、休みの連絡は入れているが、本当のことは伝えていない。
それも含めて賢太郎が報告するのだ。

賢太郎が学校に入ろうとしたとき
「あら、瀬田くん、どうしたの?」
賢太郎が振り向くと、一人の女性がいた。
賢太郎「あ、お久しぶりです」

高山さつき。
あんりのクラス担任であり、賢太郎の担任でもあった人だ。
さつき「久しぶりね。元気にしてた?」
賢太郎「はい。元気にしていました。」
さつき「今日は、どんな用事なの?」
賢太郎「校長先生と、さつき先生に、宮津あんりの事について報告と相談に来たのです。
さつき「宮津さんの事ね。昨日、今日と休んでいる理由についての報告と相談?」
賢太郎「そうです。」
さつき「解ったわ、それじゃあ、校長室に行きましょう。」
賢太郎「はい。」
賢太郎は、さつきと一緒に校長室に向かった。

校長室。
賢太郎「(ここに来ると、いつも緊張するな…)」
中に入る。
「あら、久しぶりね」
芦屋律子。
この高校の校長である。

賢太郎の在学中からお世話になっていた心優しい校長である。
賢太郎とは親子ほど年齢が離れているが、その姿は実年齢よりも遥かに若く見える。
律子「久しぶりね、瀬田くん。お仕事は順調?」
賢太郎「はい、おかげさまで」

律子「それより、わたしに報告と相談って、どんな話なの?」
賢太郎「実は、宮津あんりの事で・・・。」
賢太郎は、律子とさつきに、あんりの妊娠とこれからの話しをした。

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