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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 98

恵里子「咲子、大丈夫?」
咲子「大丈夫じゃ無いよ。何を言い出すの、恵里子は・・・。」
恵里子「だって・・・。」
咲子「わたしは、あんりちゃん担当の看護師とベビーシッターなのよ。それに、これから恵里子に愛ちゃんまで妊娠が確定して赤ちゃんが出来ても大変なのに、もしそれで賢太郎くんとして、わたしまで妊娠したら大変じゃない?」
恵里子「そうでした。」
咲子「だから、わたしは、みんなが落ち着いてからでいいから。」
恵里子「解ったよ。もししたくなったら、ちゃんと言ってね。」
咲子「その時は、わたしもピルを処方して貰うから。」
恵里子「あっ、ワインが無くなった。そろそろ寝ようか?」
咲子「そうね。恵里子、これからは、禁酒ね。赤ちゃんの為に。」
恵里子「うぅ、そうでした。」
そして、恵里子と咲子は、部屋の明かりを消してから眠りに就いた。


―翌朝
賢太郎はいつもより少し遅い時間に目を覚ました。
賢太郎「もうこんな時間か…よく寝たなぁ」
身体を起こし、着替えてリビングに向かう。

リビング、それにダイニングは静かだった。
それもそのはず、咲子とあんり以外はすでに仕事や学校で出かけていたからだ。
あんり「おはようございます、賢さん」
賢太郎「うん、おはよう」

咲子「おはよう、賢太郎くん。」
賢太郎「咲子さん、おはようございます。」
あんり「朝食の準備が出来ていますよ。」
賢太郎「ありがとう。」
賢太郎は、ダイニングのテーブルに着いた。

咲子「どうぞ」
賢太郎「ありがとうございます」
コーヒー片手に、ゆっくり朝食をとる。
賢太郎「…こんなに静かなのも久しぶりですね」
咲子「昨日までたくさんいたからねー」
あんり「これが普通ですよね」

それぞれが仕事や学校に行き、当分は賢太郎の家に大人数が集まることはない予定。
賢太郎も咲子もあんりも、久しぶりにやってきた穏やかな日常を楽しむのだった。

賢太郎「そういえば、あんりちゃん、学校はどうする?」
あんり「どうしましょう・・・。」
賢太郎「今日、ちょっとあんりちゃんが通う高校へ行ってみようと思うのだけど・・・。」
あんり「えっ、そうなんですか・・・。」
賢太郎「先生に挨拶をして、あんりちゃんのこれからの事を相談しないと・・・。」
あんり「お願いします。」
賢太郎「それに、近いうちに、あんりちゃんのご両親にも挨拶に行かないと。」
あんり「そうでした・・・。」
咲子「その時は、わたしも一緒に行くわ。その方が良いでしょう。ついでに恵里子も。」
あんり「そうですね。」
賢太郎「咲子さん、その時は、お願いしますね。」
賢太郎は、朝食を終えると、あんりと咲子をマンションに残し、タクシーで、高校へ向かった。

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