Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 53
理沙「そう言えば、昨日は桃子ちゃんと千夏ちゃんもいたんですよね」
咲子「うん」
理沙「同じこと話したんですか?」
賢太郎「うん、話したよ」
愛「千夏ちゃんは、大丈夫でした?」
理沙「賢太郎さんと一番近い存在ですもんね」
賢太郎「まあ…いろいろ言われたし、泣かせてしまったし、あいつには、本当に申し訳なく思うんだよね」
あんり「でも、私には幸せになってって、笑顔で言ってくれたよ」
賢太郎「同じことは言ってくれた、僕にもね」
咲子「そんな気持ちも込めて、賢太郎くんは昨晩桃子ちゃんと千夏ちゃん、二人のお相手をした」
理沙「お相手…?」
あんり「理沙ちゃんだって、して貰ったことが有るじゃない・・・。」
愛「えっ?理沙ちゃんがしたことが有るって・・・。」
理沙「ちょっ、えっ?、えぇ〜!」
愛「理沙ちゃん、したことが有るって・・・、何なの?」
あんり「前に、3人でここに泊まったことが有ったでしょ?」
愛「うん。」
あんり「その時、理沙ちゃんは、賢さんとエッチをしたの・・・。」
愛「そうなんだ・・・。って、えぇ〜!」
理沙「なんで、あんりちゃんが知ってるの・・・!」
あんり「だって、あたしがトイレに行くため、起きてから行く途中で、賢さんの部屋から、理沙ちゃんの声が聞こえたの。それで、少し覗いて見ると、賢さんと理沙ちゃんがエッチをしているのが見えたの。」
賢太郎「えっ?見たの?」
理沙「はぅ〜ぅ。見られてたなんて・・・。」
愛「それじゃあ、あたしだけなの?経験して無いの・・・。」
咲子「そういうことね」
咲子はやり取りを眺めながらニコリと微笑む。
愛「賢太郎さん…」
賢太郎「愛ちゃん…?」
愛は賢太郎のほうを顔を赤くしながら見つめる。
愛「賢太郎さん、あたしの初めてを貰って下さい・・・。」
賢太郎「愛ちゃん・・・。」
理沙「おぉ〜、愛ちゃん大胆・・・。」
あんり「愛ちゃん・・・。」
その時、リビングと和室の間の引き戸が開いて、桃子と千夏が顔を出して来た。