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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 36


「あんりさんは、どうするつもりですか?」
桃子が尋ねる。
「うん…産む…産みたい、な。賢さんの子供」
「そうですか」
桃子はあんりの答えを聞いて、何か納得した顔をする。

「それで、私、賢さんと、結婚するんだ…」
あんりが言う。
「えっ…」
それを聞いて、桃子と千夏は一瞬絶句する。

「そう、ですか…」
桃子は納得したような表情をしたが
「け、賢くんは、千夏の旦那さんになる…のに…」
千夏は納得いかないのか、涙を流していた。

賢太郎「まさか、千夏、昔の約束を、まだ覚えてたのか?」
千夏「うん。だって千夏のことを・・・、お嫁さんにして挙げるからって・・・、言ってくれたのに・・・。賢くんの・・・、バカ!」
あんり「千夏ちゃん、ごめんね。千夏ちゃんの夢を壊しちゃって。」
千夏「いいえ、あんりさんが、悪いのでは無いですよ。」
あんり「ねぇ、賢さん、今日、良かったら、千夏ちゃんと桃子ちゃんを、抱いて挙げたら?」
賢太郎「えっ、あんりちゃん、今何って言った?」
あんり「だから、今夜二人を一緒に、相手して挙げてねって、言ったの。」
千夏「えっ、あんりさん・・・。」
桃子「良いのですか?」
あんり「うん、良いよ。千夏ちゃんには、せめてもの罪滅ぼしにしたいから・・・。」
桃子、千夏「あんりさん・・・。」
あんり「だから、賢さん、二人のこと、宜しくね。」
賢太郎「あんりちゃん、解ったよ。でも、あんりちゃんも、一緒だからね。」
あんり「はい、解りました。」
恵里子「賢太郎くん、私と、咲子のことを忘れてない?」
賢太郎「そうでした。」
恵里子「もういいわ。明日の夜にしましょう。咲子、良いよね?」
咲子「良いわよ。」
頬を赤らめたり、微笑んだり、五人の表情はそれぞれ異なる。
ただひとつ、共通して言えるのは、皆賢太郎のことが好きだということ。
泣いていた千夏も、賢太郎の方を向いて精一杯の笑顔を見せた。
彼女たちの笑顔を見たら、今夜と次の夜は身体がもつのか心配になる賢太郎だが、ここにいる五人のことを思ったら、そんなの些細なことだな、と思った。

恵里子「賢太郎くん、ゲストルームを借りるね。咲子も、もう遅いから、泊まるでしょう?」
咲子「そうね。久しぶりに、恵里子と一緒に話しをしたいから。」
賢太郎「良いですよ。自由に使って下さい。」
千夏「それじゃあ、あたし達は?まさか!」
賢太郎「僕の部屋だけど。嫌なの?」
千夏「嫌じゃ無いよ!」
桃子「賢さんのお部屋・・・、初めてなので嬉しいです。」
あんり「あたしも、初めてだよ。」
賢太郎「それじゃあ、それぞれ、お風呂に入ってから、僕の部屋に来るように。」
あんり「あの〜、あたし達、着替えが・・・。」
恵里子「大丈夫だよ。ゲストルームに、貴方達の予備を置いて有るから、それを使ってね。」
賢太郎「えっ、恵里子さん、着替えの予備って・・・、何人分を置いてるのですか?」
恵里子「事務所のタレントの子達、全員と、あたしの分。咲子、確か、貴方の分も、有るから。」
咲子「えっ、えぇ〜!それ、何時から?」
恵里子「昔、貴方が、あたしの部屋に泊まりに来るとき用に、あたしの部屋に置いてたのを、ここに、持って来てたの。」
咲子「あっ、そうだった!あたしの着替え、恵里子の部屋に置いてたの、忘れてた。」
恵里子「だから、賢太郎くんのマンションのゲストルームに持って来てたの。まさか、それを使うことになるなんて。」
賢太郎「僕のマンションの部屋は、恵里子さんの物置ですか!」
恵里子「賢太郎くん、ごめんね。」
千夏「あの〜、あたし達の着替えのサイズは、合います?」
恵里子「大丈夫だよ。ついこの前の健康診断の時のデータで、サイズを合わせて注文して、それぞれに分けて衣装ケースに入ってるから、それを使ってね。」
あんり、桃子、千夏「は〜い。」
賢太郎「恵里子さん、着替え代は、何処から出したのですか?」
恵里子「賢太郎くんの給料から、差し引いてます。」
賢太郎「えっ、えぇ〜!そんな、殺生な〜!」
恵里子「さぁ、みんな、ゲストルームに着替えを取りに行きなさい。」
あんり、桃子、千夏「は〜い。」
恵里子「さて、咲子、私達も行こう。」
咲子「そうだね。でも、賢太郎くん、かわいそう。」
賢太郎「僕の給料・・・。」
リビングに賢太郎を残して、あんりと桃子と千夏は、ゲストルームに行って、それぞれの着替えを取りに行き、恵里子と咲子も、ゲストルームに行った。

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