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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 33

「そうですね。確かにあんりちゃんと間に、紛れもない愛が芽吹いていたのですね。あの子は、やさしい子です。僕の身体のことを考えて、海外の撮影に誘ってくれて、そして、同じ時間を過ごしていたら、あんりちゃんに惹かれてしまってたのかも知れないです。」

「賢太郎くんもそうだよ。あんりちゃんは君の優しさに惹かれたんだと思うよ」
「そうですかね…」
「そうじゃなかったら、社長なんて出来ないし、皆が慕うこともないんじゃないかな」
「そうですか…」
「皆を愛したい気持ちはわかるけど、これからはよく考えることも必要だぞ〜」
「は、はい…」

賢太郎と恵里子は席を立ち、あんりと咲子のいる診察室に向かう。

診察室に入ると、咲子が、あんりと話しをしていた。

先程のような緊張感はない。
あんりも笑顔を取り戻していた。

「そっちの話も終わったのね」
「ええ」
咲子と恵里子が会話を交わす。

恵里子「賢太郎くん、あんりちゃんとちゃんと話すのよ。」
咲子「あんりちゃんもね。」
賢太郎「解りました。」
あんり「はい。」
恵里子「それじゃあ咲子、久しぶりに少し話そうよ。」
咲子「そうだね。ロビーに行こう。」
そして、恵里子と咲子が、診察室から出て行くと、診察室の中で賢太郎とあんりは、言葉を交わさず見つめあった。

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