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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 168


翌日、麻衣子たちは、昨夜の事を思い出さないようにしながら、ホテルのプールで撮影をした後、一連の撮影が終了し、帰国の途に就いた。

それから1週間後。

麻衣子、桃、心、美冬の4人は、生理が無事に来たが、順子とかほる、あゆみの子宮に若干の痛みが在った。
そう、受精した卵子が、順子たちの子宮に着床する、着床痛が起きていた。

麻衣子「良かった。無事に生理が来た・・・。」
桃「あたしも・・・。」
心「あたしにも・・・。」
美冬「あたしも良かったよ・・・。」
順子「いいな・・・。あたしなんか、予定では来週だよ・・・」
かほる「あたしも・・・。」
あゆみ「あたしも・・・。」
すると「麻衣子が言った。」
麻衣子「順子、かほる、あゆみ、前回の生理は?」
順子「3週間前だよ・・・。」
かほる「あたしも・・・。」
あゆみ「あたしも・・・。」
すると桃が言った。
桃「まさかね・・・。」
麻衣子と心、美冬も嫌な予感がして来た。
麻衣子「もしかして・・・。」
心「順子たち、妊娠しちゃったかも・・・。」
美冬「しれないね・・・。」
その言葉に、順子とかほる、あゆみが驚いた顔をした。

そのまた1週間後。
順子とかほる、あゆみに予定していた生理が来なかった。

順子「おかしいな・・・。」

かほる「あたしも・・・。」

あゆみ「生理が来ないなんて・・・。」

次の4週間後も・・・。

そしてホテルでの事件から2ヶ月後。

順子とかほる、あゆみは体調不良を訴えて、恵里子の親戚の病院に行った。
そこで、正式に順子とかほる、あゆみが妊娠していることが発覚した。

この当時まだ健在だった賢三は、3人を守るためにマスコミにこの事実を一切隠し、一度芸能活動を完全に休養するよう促した。

これは妊娠こそしなかったものの、精神的に病んでしまい入院した心と、自宅に引きこもってしまった美冬にも同じことをした。

「私は、みんなの分まで、頑張る」
麻衣子と桃は、精神的なショックを乗り越え、その後も仕事を続けていった。

その後、順子とかほる、あゆみは、無事にそれぞれ女の子を出産、香織と遥香、香穂と名付けた。
もちろん名付け親は、賢三であった。

そして、順子たちが香織たちを無事に出産したことで、心と美冬も精神的なショックから立ち直り始めて、現在に至った。

賢太郎「あれから、3年か・・・。」
賢太郎が少し考え込み始めると、社長室のドアがノックされた。
賢太郎「はい、どうぞ・・・。」
賢太郎が声を掛けると、ゆっくりとドアが開いた。
そのドアから顔を出して来たのは、麻衣子と桃と心と美冬の4人であった。
麻衣子「おじゃまします。」
桃「おっ、ここに居たのね。」
賢太郎「みなさんどうしたのですか?」
心「賢太郎くんの姿が無かったから・・・。」
美冬「ここだろうって思って来ちゃった・・・。」
賢太郎「みなさん、準備の方は・・・。」
麻衣子「大体終わったよ。後は、恵里子さんが細かいチェックをしているから・・・。」
賢太郎「そうですか・・・。」
賢太郎が考え込むように返事をしたので、美冬が賢太郎の顔を覗き込んだ。
美冬「賢太郎くん、何か考え事をしていた?」
賢太郎「えっ、どうして判ったのですか?」
美冬「何となくかな?」
賢太郎「そうですか・・・。」
心「その考えていたこと、わたしたちが聞いて解決出来ること?」
賢太郎「たぶん・・・、どうでしょう。解決出来るか・・・。」
桃「大丈夫だと思うから、話してごらん・・・。」
賢太郎「はい、解りました・・・。」
賢太郎は、麻衣子たちに3年前の事件の事を考えていたことを説明した。

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