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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 163

賢太郎「恵里子さん、判りました。何とかやってみます。」
すると、恵里子の顔がすごく明るくなった。
恵里子「賢太郎くん、ありがとう。これで安心して賢太郎くんの赤ちゃんが産めるよ・・・。」
賢太郎と恵里子の話しが終わろうとすると、咲子と愛と雅がやって来た。
咲子「話しは終わった?」
恵里子「うん。終わったよ。」
咲子「それで、賢太郎くんは納得した?」
恵里子「大丈夫。納得して貰ったよ。」
すると、愛と雅が僕に近付いて来た。
雅「賢くん、来週、心さんの撮影に同行するのですよね?咲子さんから聞きました。」
賢太郎「ああ、そうだけど。」
愛「あたしも行きたかったな・・・。でも、無理だね。妊娠してるから・・・。」
賢太郎「でも、その前に、愛ちゃん、愛ちゃんのご両親は、愛ちゃんの妊娠のこと、知っているの?」
賢太郎は、疑問に思ったことを愛に言った。
すると、愛は、賢太郎に言った。
愛「はい、知ってますよ。両親は、とても喜んでいますよ。孫が出来たって。」
賢太郎「えっ、それだけ?」
愛「はい。それだけです。」
賢太郎「僕の事は・・・?」
愛「両親に言いましたけど、賢太郎さんには、感謝してましたよ。」
すると、賢太郎は、力が抜けたように、へなへなとその場に座り込んだ。
雅「賢くん、大丈夫?」
恵里子「大丈夫?」
賢太郎「ち、力が出無い・・・。」
雅と、咲子が、賢太郎の両側に回り、両脇を抱えて、ソファーに座らせた。
愛「賢太郎さん、大丈夫ですか?」
愛が、心配そうに賢太郎を見つめた。
賢太郎「ああ、何とか大丈夫・・・。」
愛が、賢太郎座ったソファーの横に座った。
愛「ビックリさせてごめんなさい。でも、さっき言ったことは、本当ですから。」
賢太郎は、横に座った愛を見つめて言った。
賢太郎「本当に?」
愛「はい。後継ぎが出来たって・・・。あたし一人っ子で、それに、今はここでアイドルをさせて貰っているので・・・。」
恵里子「そうだったね。愛は、一人っ子だから、ちょうど良かったのかもね。」


―やがて『準備』だと言ってみんな部屋を出て行き、賢太郎と咲子だけが残る。
「嬉しいけど、ちょっと大変ですね」
賢太郎は苦笑いする。
「あんりちゃんだけでなく、恵里子と愛ちゃんもだからね」
咲子が言う。

「このままだと、ちょっと心配なんですよ。みんな妊娠しちゃったら、事務所がどうなっちゃうのかって」
「そうなりそうで怖いよね。だからね」
咲子が、賢太郎に小箱を手渡す。
「これは?」
「みんなの体調管理を私がすると同時に、賢太郎くんはそれを使ってほしい」
「それは…」
「コンドームだよ」

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