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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 158

雅「お父さん、その事なんだけど・・・。」
信一郎「もしかして、賢太郎くんと結婚するつもりか?」
雅「違うの・・・。」
信一郎「それじゃあ、どんな話しだ」
雅「他の話しなの・・・。」
信一郎「解った。ここで話すより、中で話そう・・・。」
賢太郎たちは、事務所の応接室に通された。
応接室に入った賢太郎たちは、椅子に座った。
賢太郎たちが座ると、信一郎が口を開いた。
信一郎「雅、他の話とは・・・、まさか、事務所を移りたいとでも言うのか?」
雅は、信一郎に言われたことを、うなずいて返事をした。
信一郎「そうか・・・。それで、賢太郎くんを連れて来たと言うことか・・・。」
雅「お願い、お父さん。あたし、賢くんの事務所、インフィニティに帰りたいの。どうしても帰りたいの。今の事務所に居ると、あたしがあたしで居られなくなるの・・・。だから、お願い・・・。」
信一郎「そうか・・・。それで賢太郎くん、今雅が、賢太郎くんの事務所と言ったが・・・。」
賢太郎「はい。インフィニティの社長は、僕です。」
信一郎「そうか・・・。きみが社長をしているのか・・・。」
恵里子「安心して下さい。わたしは、社長秘書兼マネージメント担当をしています、村上恵里子です。現在、インフィニティの在籍タレントは、19名。マネージャー兼事務担当が2名、タレントの体調管理を担当する看護師が1名、わたしと、社長の合計24名が、事務所の運営をしています。」
信一郎「あれ?タレントは11名じゃなかったのか?」
賢太郎「実はつい先月、6名の復帰と3名の新規加入がありまして、それで19名になったのです。」
信一郎「ほう・・・。」
心「その復帰したタレントのうち1人が、わたし、渡辺心です。」
信一郎「ああ、きみは確か、雅から聞いていたが、休業していたのでは?」
心「はい。でも、社長の賢太郎くんの勧めで、復帰することになったのです。」
信一郎「そうだったのか・・・。残りの5人も?」
心「そうです。」
雅「だから、あたしも、インフィニティに復帰したいの・・・。千夏や、賢くんと、そのほかの人の元に戻りたいの・・・。」
信一郎「そうか・・・。それじゃあ、条件がある。」
雅「条件?」
信一郎「賢太郎くんと、将来結婚することが条件だ・・・。」
雅「ごめんなさい。その条件は、無理です。」
信一郎「どういうことだ?」
賢太郎「実は、僕は、結婚が決まっているのです。」
信一郎「何だって・・・。」
恵里子「実は、うちのタレントの子との結婚が決まりまして。婚約も済ませているのです。それに、その子は、賢太郎くんの子供を身ごもっているのです。」
信一郎「何だって・・・。それじゃあ・・・。」
雅「あたしも、昨日初めて知ったの。ショックだった。でも、今でも賢くんのことが好きだし、千夏や、インフィニティの先輩タレントと一緒に居たいの。だから、その条件以外でなら、条件をのみます。だから・・・。」
賢太郎「僕からもお願いします。」
千夏「あたしからも・・・。」
心「わたしからも・・・。」
恵里子「お願いします。」
信一郎は、賢太郎、雅、千夏、心、恵里子が一斉に頭を下げたのを見て、賢太郎に言った。
信一郎「解った。賢太郎くん、雅のことを頼みます。」
賢太郎たちは、頭を上げた。
雅「お父さん、それじゃあ・・・。」
信一郎「今の事務所には、わたしの方から話しておくよ。雅の今の契約は、インフィニティの経営が再び安定したら、インフィニティに再移籍出来るようにしていたから・・・。」
雅「ありがとう、お父さん・・・。」
雅は、信一郎に抱きついた。
賢太郎「ありがとうございます・・・。」
千夏「雅、良かったね・・・。」
雅「うん・・・。」
心「エリちゃん、良かったね。」
恵里子「そうだね。でも、これからが大変だよ。雅の事務所移籍の件、報道発表しないと。一応、向こうの事務所とも話しをしないと。賢太郎くん、この件、わたしに一任して貰っても良い?」
賢太郎「お願いします。でも、僕の出番が必要なら、言って下さいね。」
恵里子「了解。」

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