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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 157

朝食を終える頃、賢太郎は、恵里子に言った。
賢太郎「恵里子さん、来週の心さんの撮影なんですけど・・・。」
恵里子「どうしたの?」
賢太郎「実は、向こうのホテルの社長さんと昨日の夜に電話で話したのですけど、ホテルの社長さんが、ホテルに滞在せずに、社長さんの所有する別荘を使っても良いとの話しになったのですよ。」
恵里子「それ、本当?」
賢太郎「本当です。それに、撮影の時は、プライベートビーチを使っても良いとの話しになって・・・。」
心「えっ、プライベートビーチで撮影?」
賢太郎「そうです。」
恵里子「それ、良い話じゃあないの。その話は、受けたの?」
賢太郎「受けました。」
恵里子「やった〜!滞在費が減る。賢太郎くん、ナイス!」
賢太郎「それで、実は、あんりも連れて行こうかと思うのですが・・・。」
あんり「賢さん、本当ですか?」
恵里子「良いじゃないの。新婚旅行代わりに。」
あんり「恵里子さん・・・。」
心「あらあら、こりゃあ大変だ!」
千夏「いいな〜。」
桃子「あたしも行きたかった・・・。」
雅「あたしも行きたいな・・・。」
恵里子「雅は、ダメ!」
雅「チェッ、ケチ。」
再び、恵里子の一撃が放たれた。
雅「うぅ〜・・・。」
雅は、頭を抱えた。
千夏「雅は、学習能力が無いな・・・。」
みんな「あはははは〜!」
雅「千夏、酷いよ〜。みんなも・・・。」
千夏「あら、本当の事なのに・・・。」
雅「ち〜な〜つ〜う・・・。」
雅は、千夏を追いかけ始めた。
恵里子「2人ともやめなさい。そうじゃないと・・・。」
恵里子の右手には、握り拳が出来ていた。
それを見た千夏と雅は、顔を青ざめて、慌てて自分の席に戻った。

賢太郎「恵里子さん、暴力はやめましょう」
恵里子「賢太郎くん、これは教育よ」
千夏&雅「(どこが!?)」
賢太郎「まあ、ここは」
恵里子「そうね」

そんな中、朝食を食べ終わる。
賢太郎たち外出組は後片付けをあんりや桃子に任せて、準備を始める。

準備を終えた外出組は、玄関まで出た。
賢太郎「それじゃあ、あんり、桃子ちゃん、行って来ます。留守番宜しく。」
あんり「気を付けて。」
桃子「良い結果を楽しみにしてますね。」
雅「良い報告が出来る様、頑張ってきます。」
賢太郎と恵里子、心、千夏、雅は、賢太郎の部屋を出ると、地下の駐車場に向かい、恵里子の運転の車に乗り込んで、出発した。
賢太郎のマンションから車で30分。雅の父親が経営しているスーパーの事務所に到着した。
千夏「あっ、そうか、雅のお父さん、スーパーの社長さんだったのね。忘れていたよ。」
雅「もう千夏は・・・。」
心「エリちゃん、明日の料理教室の材料、ここで買う?」
恵里子「そのつもりで、この大きな車で来たのだよ。」
恵里子が運転している車は、ついこの前まで、賢太郎のマンションの地下駐車場でほこりを被っていたのを、綺麗にした上に、事務所名義に変更したのであった。
雅「何だか、緊張して来た・・・。」
千夏「大丈夫だよ。賢くんと恵里子さん、心さんが何とかしてくれると思うから。」
雅「うん・・・。」
一行は、車から降りると、事務所に向かった。

賢太郎「ここですね」
事務所に入ろうとしたとき、一行の前に一人の男性が現れる。
「おお、君はまさか…」
賢太郎「瀬田賢太郎です。お久しぶりです」
「賢三の倅か…大きくなったねぇ…」
彼こそ、雅の父親・相原信一郎である。

信一郎「おっ、雅もいるのか」
雅「あっ、お父さん…」
信一郎「事務所は移っても、賢太郎くんが好きなんだなぁ」

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