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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 154


賢三と古くからの友人である社長だから、当然雅の父親についてもよく知っている。
社長「相原君か、彼はちょっと気難しい男だからね」
賢太郎「そうですか…」
社長「娘さんには大手の事務所にいてもらって安定して仕事がもらえるのを望んでいると思うよ」
賢太郎「うーん…」
社長「ただ、彼も最初から聞く耳を持っていないわけではないだろうし、一度話し合ってみたらどうかな」
賢太郎「ええ、そうします」

話は変わる。
社長「そういえば、近々こちらに来る予定があるそうだね」
賢太郎「ええ」

社長「今回は、うちのホテルを利用せずに、わたしの別荘を使ったら良いよ。」
賢太郎「えっ、別荘ですか?でも、ホテルの予約を入れているのですが・・・。」
社長「わたしの別荘だったら、滞在費が要らないから、費用も抑えられるよ。それに、前回の事もあるから・・・。」
賢太郎「でも・・・。」
社長「それに、その別荘だったら、プライベートビーチも有るから、撮影や、後、泳いだりするにも、安全で心配無いから。」
賢太郎は、社長の行為に甘えることにした。
賢太郎「解りました。そうさせていただきます。」
社長「それじゃあ、待っているから。」
賢太郎は、電話を切った。

賢太郎「よし」
賢太郎の中で、ひとつの決意が生まれた。
賢太郎「明日、雅ちゃんのお父さんに会おう」
さっきまで悩んでいた賢太郎だが、今はもう迷いはない。

賢太郎「僕と、雅ちゃん、それに千夏がいたほうが心強い。あとは、恵里子さんか咲子さんが時間があれば…いや、順子さんや心さんのほうがいいかな?」
すでに、明日一緒に行くメンバーを考えていた。

賢太郎「よし、雅ちゃんと千夏、恵里子さんと心さんに一緒に来て貰おう。」
賢太郎は、直ぐに恵里子に連絡した。
賢太郎「恵里子さん夜遅くにスミマセン。今、電話大丈夫ですか?」
恵里子「どうしたの賢太郎くん。こんな時間に・・・。」
賢太郎「実は・・・。」
賢太郎は、雅の事について恵里子に説明した。
恵里子「えっ、雅が、うちの事務所に復帰したいって・・・。今更どうして?」
賢太郎「心さんや美冬さん、順子さん、かほるさん、あゆみさんの復帰に触発されたみたいで・・・。」
恵里子「そうなの・・・。それで、明日、雅のお父さんに会いに行くから、一緒に来て欲しいって事ね。」
賢太郎「そうです。」
恵里子「解ったわ。それじゃあ、明日の朝、迎えに行くね。雅と千夏と心は、そこに居るのでしょ?」
賢太郎「はい。」
恵里子「了解。マンションに着いたら、連絡するね。」
賢太郎「お願いします。」
賢太郎は、電話を切った。
賢太郎「後は、千夏と雅と心さんに言わなきゃ。あっ、恵里子さんにホテルの件、言い忘れていた。まっ、明日の朝言おう・・・。」
賢太郎は、書斎の明かりを消すと、そのまま寝室に向かった。

寝室。
すでにあんりはぐっすりと眠っていた。
賢太郎「相変わらずよく寝るよなぁ」
それを見て少し苦笑いする。

賢太郎「僕も寝よう…明日に備えて」
賢太郎はあんりの隣に寝転がり、そのまま眠りについた。

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