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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 152

賢太郎「そうだったのか・・・。」
雅「賢くん・・・、お願いがあるの・・・。あたし、インフィニティに帰りたいの。」
賢太郎「えっ?」
雅「今の事務所をやめて、インフィニティに戻りたいの。だからお願い。あたしを賢くんの元に置いて・・・。」
千夏「雅・・・。」
あんり「賢さん・・・。」
賢太郎は、雅から申し出をどうしようか、悩み始めた。

賢太郎「ごめん…今は決められない…ちょっと今夜は部屋に篭るから、皆は風呂に入って、適当な時間に寝ていいよ」
あんり「賢さん…」
賢太郎「いろいろ考えることもあるしね…雅ちゃんも、泊まっていきなよ」
雅「う、うん…」
そのまま賢太郎は自室に入っていった。

千夏「…夜通し考え続けるんだろうな」
あんり「賢さん…」
雅「…戻れるのかな」
千夏「うちは、賢くんもそうだけど、恵里子さんたちはみんな優しいし…問題は、雅、アンタのお父さんだよ…」

雅「そうだね・・・。」
雅は、ちょっと考え込み始めた。
その時、和室から心と香織、遥香と香穂が出て来た。
美冬「心、遅かったね。」
心「ごめん。順子とかほるとあゆみの赦しを貰うのに、時間が掛かったの・・・。」
美冬「そうだったの・・・。」
その時、香織と遥香と香穂が、雅に近づいた。
香織「あれ?このお姉ちゃん、誰?」
遥香「本当だ。誰だろう?」
香穂「あっ、あたし、このお姉ちゃん、知っている。相原雅ちゃんだ!」
雅は、香織たちちびっこに囲まれているのに気付いた。
雅「えっ、この子たちは?」
千夏「この子たちは、順子さんとかほるさんとあゆみさんの子供たちなの・・・。」
雅「えっ、えぇ〜!」
雅は、ビックリした。

雅「順子さんたちに、子供…?」
心「あれ、雅ちゃんって、3年前の話、知らなかったっけ?」
千夏「…たぶん、記憶が正しければ、雅はあの時体調を崩して入院してたはず…」
雅「えっ、あのときに!?」
千夏「皆で海外で撮影するって話あったでしょ?私はそのとき出てた映画のロケで行かなかったんだけど」

雅「そうだったね。」
千夏「その時に、順子さんたちが、撮影の後に、ホテルで襲われて、その時に妊娠して、生まれたのがあの子たちなの。」
雅「・・・、そうだったの。全然知らなかった。」
心「その時のショックで、あたしと美冬、順子、かほる、あゆみは、休業になったの。」
美冬「でも、賢太郎くんのお陰で、現役復帰出来たし、あの子たちも、インフィニティの子役タレントになったけどね。」
雅「さすがは賢くん。仕事が早い。」
千夏「でも、雅はケースが違うから、ちよっと時間が掛かるかも・・・。」
雅「そうだね。」
順子「あ〜、良いお湯だった・・・って、あれ?雅ちゃん?」
かほる「あっ、本当だ。」
あゆみ「本当だ。雅ちゃんだ!」
順子たちは、雅の周りを囲んだ。

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