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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 112

麻衣子「千夏ちゃんと桃子ちゃんは知らないけど、咲子は看護師だから、桃の精神面や体調を心配してじゃないかな?」
桃「そうかもしれないね。でも、全然問題ないけどね。」
そこに、麻衣子の携帯電話が鳴った。
麻衣子「あっ、賢太郎くんかもしれない。もしもし、賢太郎くん?」
賢太郎「あっ、麻衣子さん。もうすぐホテルに着きます。」
麻衣子「解ったよ。それじゃあ、ロビーで待っててね。直ぐに降りるから。」
賢太郎「解りました。待ってます。」
麻衣子は、電話を切ると、桃とちなみと由真を促して、荷物などを持って部屋を出て、廊下で巡回していた地元警察官とホテルの警備担当の人たちに守られて、ロビーに向かった。

ホテルの前で待つ賢太郎たち。
そこにやって来たのは制服警官に囲まれた四人。
『!?』
麻衣子「あっ、みんな、ヤッホー」
千夏「軽いですね!軽過ぎません?この状況で」
由真「いやあ、さすがにやりすぎだとは思ったけど」
咲子「大丈夫だった?」
桃「うん!全然平気」
賢太郎「それなら良かったです。皆さん元気で」
ちなみ「麻衣子のおかげだよ。あのとき麻衣子がいなかったり、何も出来なかったら、私たち犯されてた…」
麻衣子「それは覚悟してた。でも、そんなことされたくなかったし、賢太郎くんのことを思ったらね」
麻衣子が笑顔を見せる。

賢太郎「そうですか?」
麻衣子「謙遜しないの。」
ホテルの前で話していると、急に千夏と桃子のお腹が鳴った。
千夏『ぎゅるるるるる。』
桃子『ぎゅるるるるる。』
咲子「今、すごい音がしたけど・・・。」
千夏「あ、あの〜、お腹が空いたのですが・・・。」
桃子「あたしも・・・。」
賢太郎「今の音、千夏と桃子ちゃんお腹の音なの?」
千夏と桃子は、赤い顔になった。
千夏「賢くんのイジワル。」
桃子「だって、お腹が空いたのですから・・・。」
賢太郎「そう言えば、日本を発つときに食べて以来だから、当然だよね。」
咲子「そうだったね。急に出発したから、あんまり食べて無かったね。」
麻衣子「どうしよう。わたしたちもまだ朝食を食べて無いよ。」
すると、ホテルの社長と支配人がホテルから出て来て、賢太郎たちに近付いて来た。
支配人「この度は本当に申し訳ありませんでした」
賢太郎「いえいえ、こちらも大したことにならなくてよかったと思ってます」
支配人「今回のことのお詫びに代えて、皆様こちらで食事されてはいかがでしょう?」
賢太郎「え…?」
麻衣子「えー、いいんでしょうか…なんか悪い気がします…」
社長「いえ、こちらも皆様に迷惑をかけてしまったのですし…」

ちなみ「いや、こうなっちゃったのは、私たちにも」
ちなみはそう言いつつ、千夏と桃子の顔をうかがうと…二人の瞳はキラキラと輝いていて。
ちなみ「(おい)」
千夏「(だって…お腹すいたんですもん…)」

桃子「(我慢できないです・・・。)」
ちなみと千夏と桃子のやり取りを見ていた賢太郎は、苦笑いをしながらホテルの社長と支配人の顔を見て言った。
賢太郎「お願いします。」
社長「ありがとうございます。直ぐに準備させます。支配人、直ぐに準備して下さい。」
支配人「かしこまりました。」
千夏、桃子「やった〜!ホテルで朝食が食べれる〜!」
咲子「あらあら。」
麻衣子「もう、千夏ちゃんと桃子ちゃんは・・・。」
なちみ「おいおい・・・。」
桃「わたしに迷惑が掛かったお詫びなのに、千夏ちゃんと桃子ちゃんが喜んで・・・。」
由真「まあまあ、桃、落ち着いてね。」
賢太郎は、千夏、桃子、咲子、麻衣子、桃、ちなみ、由真の姿を見て、苦笑いをしていた。
賢太郎「(千夏と桃子を連れて来るんじゃなかった・・・。)」

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