Infinity〜若社長とグラドルたちの日常 110
プールで泳いだり遊んだりする4人。
着ている水着は先ほどの撮影で着ていたビキニだ。
しばらく楽しんでいたのだが…
男A「あれ、さっきの娘たちじゃん」
麻衣子「(げ)」
男D「同じホテルだったんだね。偶然じゃん」
ちなみ「あー、そうですかねー」
男B[つれないなー、せっかくだし、一緒に遊ばない?」
由真「いえ、別に」
男の一人が桃を強引に抱き寄せる。
桃「きゃ!」
男C「皆おっぱい大きいなー」
麻衣子「ちょっと、桃から離れてよ!」
男A「まあまあ、皆可愛いじゃん?グラビアアイドルとか何か?」
由真「そ、そんなの、関係ないでしょ」
男B「こんな美人が四人も一緒にいるなんてそう無いじゃん」
ちなみ「普通の友達よ」
男A「普通の友達が豪華なリゾートホテルに泊まることってある?」
由真「(それはアンタらにも言えない?)」
男C「それより、俺らと一緒に遊ばない?」
男の一人が桃の胸に触れる。
桃「いやあああっ!」
麻衣子「アンタ達っ…!」
麻衣子が強引に桃の腕を引っ張る。
ちなみと由真もそれに続いて、その場から逃げ去る。
四人はそのままシャワールームに駆け込んだ。
シャワールームに入った4人は、相談を始めた。
麻衣子「まさかあの男たち、同じホテルだったなんて・・・。」
ちなみ「そうだよ・・・。」
由真「わたしもビックリしたよ。」
桃「わたしの胸、触られてしまった・・・。」
麻衣子「このこと、直ぐに恵里子さんと賢太郎くんに報告しないと・・・。」
ちなみ「そうだね。」
由真「それと、ホテルの警備の人に、あの男たちのしたことを言わないと・・・。桃、大丈夫だよね。」
桃「うん、大丈夫だよ。」
麻衣子「それじゃあ、直ぐに行動に移そう。」
ちなみ、由真、桃「了解。」
麻衣子たちは、直ぐにシャワーを浴びて着替えると、宿泊している部屋に帰り、麻衣子は、日本に居る恵里子と賢太郎に報告とこれからの対策、桃は、ホテルのフロントに電話をして、警備の人にプールであったことを話しをした。
恵里子「そんなことが…みんな大丈夫?」
麻衣子「うん、すぐに逃げたから。桃が、男に胸を少し触られたけど」
恵里子「桃は大丈夫?」
麻衣子「大丈夫だよ。ちなみも由真も」
恵里子「そう…みんなも不用意に外に出ることはしないでね。それと、ホテルの方に報告してね」
麻衣子「うん、今からする」
恵里子との会話を終える。
麻衣子「よし」
ちなみ「恵里子さん、何だって?」
麻衣子「不用意に外に出ないように、と」
由真「まあ、明日には日本に帰るけどね」
桃「…みんな一緒の部屋に居ようか」
麻衣子「それがいいね。今夜はみんなここで寝よう」
由真「ホテルの方に言わないとね」
麻衣子「私、行ってくるよ」
ちなみ「…一人で大丈夫?」
麻衣子「私を誰だと思ってる?」
桃「まあ、麻衣子の腕っぷしならね」
ちなみ「気をつけてね」
麻衣子「うん!」
麻衣子はホテルのフロントと警備に、先程の事を報告しに向かう。