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美術館
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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美術館 5

「さあ、元の場所に戻るよ。」
俺は、幹恵の頭を撫でてやりながら言う。
「もう少しマスターと、こうしていたいのに…」
幹恵は切なそうに言いながら、潤んだ瞳で俺を見つめた。
俺は、この瞬間が1番苦手だった。
俺の趣味と実益を兼ねたビジネスとして、自分の催眠能力を使って集めた女性達のアフターケアの後に、この切ない声と潤んだ瞳には、いつも心の中で葛藤が起こる。
しかし、いつものように幹恵を連れて、彼女を展示している場所に戻り、点灯している彼女の名前の書かれたプレートを押す。
切なそうにうな垂れながら、俺の後ろをついて来た原幹恵の表情は消え、無表情となった幹恵は、いつものように直にブルマーを穿き、いつものように尻を強調させるポーズで、人形のように動かなくなる。
俺は、僅かな罪悪感を抱いたまま、秋山莉奈のケアをする為、彼女の名前の書かれたネームプレートのボタンを押す。
「ご主人様、何なりとご命令ください。私は、貴方の忠実な下僕です。」
やはり莉奈もプログラムされた言葉を、抑揚のない口調で喋る。
「昨夜はご苦労さん。」
幹恵の時と同じように言いながら、俺は利奈の尻をポンと軽く叩く。
「あっ!マスター……」
ご褒美がもらえるという喜びから、笑顔で俺を見つめる莉奈。
「昨夜の『ご主人様』は可愛がってくれたかい?」
俺は、莉奈のお尻を撫でながら聞く。
「前にもいらっしゃった『ご主人様』でした。莉奈のお尻が大好きだそうで、後ろから沢山シテくださいました。」
莉奈は、とても嬉しそうに昨夜の『ご主人様』との事を話す。
「いつも、私のお尻を撫でたりしながら、SEXしてくれるんです。私の名前を呼びながらシテくださいましたよ。」
莉奈は、ほんとに楽しそうに喋る。
「じゃあ、ご褒美はいらないかな?」
俺は、ワザと意地悪く言ってみる。
「そんなぁ…マスターのご褒美は別ですよォ…」
莉奈は、プクッと頬っぺたを膨らませて言う。

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