元隷属の大魔導師 174
デルマーノはシャーロットの傍若無人な物言いにムカッ腹が立ち、ならば、望み通りに、と押し付けられた幼い少女のモノである秘所へと舌を這わした。
案外、すでに性的欲求で正常な思考回路ではなかったのかもしれない。
――れろっ……くちゅ、ちゅ……ちゅる……
一筋の割れ目にデルマーノは舌でなぞるように舐める。
あえて音が立つように舐めているのだが、それだけでこれほどの粘着質な液体音は鳴らない。
「ひひっ……んっ、おいおい……じゅるる……グチョグチョだなァ?」
「ひゃぅ……だ、だってェっ……んはぅ……」
暗に己の従者と獲物がまぐわっているのを見ながら独り慰めていた事を揶揄され、シャーロットは恥辱に腰をくねらせ、悶えた。
器用にも舌を動かしながら嗤うとデルマーノは目の前の未成熟な割れ目の隙間に侵入を開始する。
「ひっ……くん、ふ……ぅあ……お、お兄ちゃ……急にぃっ……積極的だよォっ!」
「イッヒッヒッ……そりゃ、くちゅ……じゅるっ……どうせ、なにしたってよ……レロ……逃げられやしねぇんだ……じゅずぅっ!……なら、楽しまなきゃ損――だろ?」
「ひぃ……んっ、つぅ……あふ……」
デルマーノの言葉に嬉しそうにシャーロットは身震いし、さらなる刺激を求めて腰を己を追い詰めた若き魔導師へと押し付けた。
異物の侵入に過敏なほどの拒絶反応を示すソコのヒダを一枚一枚丁寧に、剥がすように舐めほぐすデルマーノ。
初めは少し濡れた程度だったシャーロットの秘所も延々と与え続けられる刺激にトロトロと止めどなく愛液を溢れ出し始めた。
――じゅっ、ズジュ〜っ……くちゃ……ぐちゅぅ……
「ひぃ、ふぅ……ぁ、あ、ああ……はんぅっ…………ひゃあっ?」
悦楽に酔っていたシャーロットは突然、悲鳴を発した。
今まで丁度、体軸の延長線上にある秘所へと丹念な舌技を披露していたデルマーノがいきなりソコの少し背中側――つまり尻穴へ攻撃対象を変更したのである。
そして、しばらくは穴の周囲をほぐすように舐めていた舌も十分に軟化したと判断したのだろう、穴内への侵入を開始した。
――ちゅ……じゅ……じゅ、ずうぅぅっ……ぐちゅ……
「ぃ、やぁ……ソコ……んんっ……ちがっ……っんぐ、お尻……汚いよォ……」
「ふんっ、くちゅ……大丈夫だ。そこまで……じゅる、臭いはキツくねェ……レロ、ずずぅ……んなコトより、感じてんな?」
「へっ?……んはぁっ……そ、んなことぉ……」
デルマーノの台詞にシャーロットは上気する白い肌をさらに朱に染め、首をフルフルと振って否定した。
スカートに隠れて見えないが、この粗野な魔導師はさぞ、憎らしい表情をしていることだろう、とシャーロットは胸中で呟く。
「イヒッ」と小さく、喉の奥で笑うとデルマーノは続けた。
「んっ、ちゅ……そんなこと、ない?……ジュル……まさかな。ヒヒッ……だってよォ、嬢ちゃん……ちゅる、ずずっ……ケツ穴をほじられてから、余計に腰を俺に押し付けてきてるぞ?」
「へっ、ぅ?」