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HRHR FANTASY
官能リレー小説 - ファンタジー系

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HRHR FANTASY 15

自分の身を守るために防具は必要だけど、正直ここから先木剣じゃ厳しい。
やっぱりちゃんとした武器はもっといた方がいいかな。
だけど、ここで剣を買うと防具が買えない。

「仕方がない、攻撃は最大の防御って事で納得するか。」




「あれ?ここ何処?」

剣を買った僕は、旅に必要な物や薬、保存食を買っていたら知らず知らずに道に迷っていた。
何か目印になるような大きな建物が無いか辺りを見回すと、ある看板が目に入った。

『中古屋 マルアの店』

なんとなく気になった僕はその店に入って行った。
店の中には若い女性が店番をしていた。

「いらっしゃい。何かお求めで?」
「いや、なんとなく来ちゃったんですけど。ここって何を扱っているんですか?」
「色々さ、日用品から武器防具の中古品を集めて売っているのさ。」

防具も?もしかしたら何か買えるものがあるかもしれない。

「あの、防具をちょっと見せてほしいんですけど・・・」

そう言ったら、女性は僕をじっと見た。
あれ?僕なんかしちゃった?

「ちょっとまってな。」

女性はそう言いながら店の奥に行った。しばらくすると何かを持ってきた。

「アンタ、ふたなりだろ。ならこれ何てどうだい」
「えっ、なんで分かったの?」
「身体つきを見れば分るよ、冒険者相手の商売人を、甘く見て貰っちゃ困るね」

そう言うと女性は、一組の下着のセットを、カウンターに置いた。

「アンタらふたなり冒険者は、何かと襲われる事が多いからね、下着とかすぐボロボロにされるだろ?」
「まあ…確かに…」

この間の魔獣の事を、思い出しながら答える。

「そこでこの下着さね、どんなに破壊されても一時間も経てば元通り、オマケに魔法で防御力もアップだよ。
 下手な鎧買うよりは、お洒落も出来て機能だ」
「確かに良さそうだ……でも高いんでしょ?」

話を聞く限り悪くない性能だ、だがそれだけに値も張りそうである。
武器を買って懐が少し寂しい今、あまり高い物は買えない。

「安心しな中古品だからね、これでどうだい?」
「この値段なら……」

女性の提示した値段は、今の所持金でも問題ない、破格の値段だった。

「本当にこの値段でいいのか?」
「ああ、いいよいいよ、在庫になってたからね……それに店に置いときたくないからね」
「ん?なんか言ったか」
「いや、何も」

女性が何か呟いた気がしたが、まあいいか、僕は決断した。

「じゃあそれ貰うよ」
「まいどあり〜!」

その他の冒険に必要な、小物と共に下着を購入すると、僕は宿に戻り早速試着してみた。

デデーン♪  『ユーリは呪われた!』

「なんじゃこりゃ!」

僕はいきなり呪われた。
ふと、下着の入っていた紙袋を見ると、一枚のメモが入っていた。

【お漏らしの呪いが掛っているから、解呪してから装備してね!】

「そーいう事かよ!」

道理で性能の割りに安いと思った!
僕は襲った来る尿意で、ようやく騙された事に気がついた。
だけど今はこれをどうにかしないと!
でもどんどん強くなってくる尿意にもう足ががくがくしてきて・・・

「もう・・・だめ・・・」

ショーーー

ついに我慢できずに漏らしてしまった。
この年でお漏らしとか恥ずかしすぎる。
着替えたいけど呪われているから外せないんだよな・・・
って考えていたら

ズズッズズズッ

「え?」

なんと下着が僕のおしっこをあっという間に吸い込んだ。
しかも、全部吸い込んだら生き物のように動き始めた。

ムニュムニュムニュニュ

「ちょ!?そんな!?やめっ!」

その動きはまるで僕を逝かせようと男の部分と女の部分を同時攻めているようだった。

「ふぁ…あぁぁぁ!」

呪いの下着にイかされ僕は、絶頂しヘタり込んでしまった。
その後何とか起き上がると、僕は呪いを解くため、あの厄介な教会を訪れた。

「やあ久しぶり、何かご用かな?」

教会に入るとあの淫行神父が笑顔で出迎えてきた。

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