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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 983

僕は別にこれからエッチをするつもりでは無かった…
ただこうしてスキンシップを取り合う…
これって夫婦として大切なことなんじゃないのかな…?

そうは思っていたものの、香澄の手が内股に移動して来るとゾクっとしたものが込み上げて来てしまう…
いい歳してここで勃起してしまうのはなんだか恥ずかしい…
僕はその快感に負けまいと、頭の中で必死に闘う;…

香澄がこちらに顔を近づける。
唇を少し突き出して、キスをおねだりするような風に。

…ここはソフトに、だよな。
もしここで濃厚なものをやったりしたら、流れはそれこそ…

相変わらず内股に触れる手の動きは止まらない。
それがモノに触れそうなところまで来ている…

いっそのことがっつりと握ってでもくれた方が言い訳は着くってもんだけど;…
この焦らすような動きは意図したものなのか?…それとも無意識なのか?…
どちらにしても気持ちいいことには代わりは無いんですがね;…

とりあえずはチュッと軽く唇を合わせる…
香澄の出方をみて、先に進めていいものか決めるしか無いよね;…

唇を合わせた瞬間、香澄が僕の背中を両手でつかむ。
身体を引き寄せて、さらなる何かを求めるということなのか。

半信半疑のまま、僕はキスを続ける。
香澄はまだ何かを求める。ちょっと舌を差し込んでみるか…

「んん〜っ…」
喉を鳴らす香澄。もっと深いものを期待してるのか…

まだ核心は掴めない…
このぐらいの戯れなら、挨拶程度にしか考えていないことも多いに有り得る…

多分ここで僕の方から迫ったとしても、香澄は仕方なくでも応じてくれるとは思う…
だけどそれでは僕の男としてのプライドが許さない…
まあそんなことにこだわるなんて、僕のプライドなんて小ちゃいもんだとつくづくと思っちゃうんだけどね;…

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