ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 823
そう言いつつも布団からは出られない;…
葉月ちゃんの柔らかな乳房の感触もさることながら、こんな時に久しぶりの朝勃ち現象が起きている…;
これも若い時だったら、毎朝欠かさず起きていたことなんだけど、ここんところはすっかりとご無沙汰だったもんだから、ちょっと油断していたよな…
「どうかしたんですか?」
葉月ちゃんにはちょっと説明しずらい;…
「ちょっと…シャワー使わせてもらっていい?」
「ああ…もちろん!構いませんよぉ」
「ありがとう」
葉月ちゃんに悟られないよう、僕はベッドを抜け出し浴室に駆け込む。
少し不思議そうな顔はしてたけど、知らなければいいかな…
シャワーを浴びるついでに、諸々の処理もして、何食わぬ顔で数分後には戻ることができた。
「清潔好きなんですねぇ…」
キッチンに立った葉月ちゃんが、湯気の立ちのぼる鍋を掻き混ぜながら微笑む…
「あっ;…まあ…」
ヤッてたことを思うと、めちゃくちゃ申し訳なくるよね;…
「でも調度よかったです…朝食の支度できましたよぉ〜」
「おおっ、そうなの…」
風呂から出て真っ先に飛び込んできたのは、美味しそうな朝食…ではなく、あまりにもラフすぎる葉月ちゃんの格好。
明らかにサイズの合っていないTシャツに、穿いているのかわからない…パンツなのか、ショートパンツか、それともノーパンなのか…生足丸出し。
スーツのときでもはっきりわかった形も肉付きも良いお尻も…無防備すぎる。
「ありがとう…」
「そちらに持って行きますからね〜」
この無防備過ぎる格好は、僕を挑発している訳じゃないよなぁ?…
皿に並んだ料理よりも、そっちが気になってしょうがないのは男としては当たり前な訳で;…
「もしかして匠さんって、朝食はコーヒーだけの人でした?…」
「あっ;と…ごめん、ちょっと考えごとしてたよ;…」
やっぱり葉月ちゃんは、その格好が僕にとってどんなに刺激的なのかはちっとも分かってはいないんだね;…