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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 748

…まさか、何を言ってるのか。
青山和彦…確かにイニシャルは同じだけど、そんなの他にもたくさんいるんじゃないか?

「それは気にし過ぎじゃない?」
「そうでもないわよ…歳も一緒だし、最近奥様と別れた…ここまで詳しいと信じちゃうじゃない…」

…まあそれもそうだが。
涼香さんも確か芸能界にいたというし…

可能性は無くはないか…?
まあ和彦さんぐらいの人なら、女優の一人や二人、愛人にしていてもおかしくは無いけど…

「会ったらちゃんとサインもらって来てよ…」
サインって;…
お袋が花咲夢乃のファンだなんて聞いたことありませんけど;…
ただのミーハーかよ;…

お袋は僕がいない間も部屋に入って掃除とかしていたらしいから見ていたとは思うが…
…花咲夢乃だってあの頃とは雰囲気も違うだろうし。

「まあ、会えたときだね」
朝食を済ませ、僕は会社に向かうのだった。

今日はスズタへのプレゼン日…肩に力も入ってしまう…
まさか美恵子さんや巧と会うことは無いだろうけど、心のどこかでは会えやしないかと期待もしてしまう…

「一応これ、穿いて行ってね…」
沙織ちゃんから新製品のパンツを手渡される…

まさかスズタの会議室で、ズボンを下ろすってことは無いんじゃないですかね?;…

「実際に脱げ!ってことはないでしょうけど」
沙織ちゃんはニコニコしながらそれを手渡して言う。
「…そんなことあったら困るけどね」
「匠さん、頑張ってくださいね〜」

新製品に穿き替えてみる。
以前のよりもさらにフィット感が増したような気がする。 
今はこういうのがいいのかな?

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