ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 679
「遠慮はいらないよ…花木さんが一緒にヤッテくれた方が僕もヤリやすいからね…」
それはそうだ…1人Hを見られて悦ぶ趣味は持っていないからね…
「はい…それと…」
「ん?…どうした?」
「私のこと佐織って…名前で呼んで下さい…」
恥ずかしそうに身体をくねらせるが、その表情は次第に薄いながらも笑顔に変わろうとしている。
彼女も、この状況を楽しんでいたりするのかもしれない。
「佐織さん?」
「いえ、柏原さんのほうが年上ですから…」
「佐織…ちゃん」
「はい…ありがとうございます…」
佐織ちゃんは、じりじりと僕のほうに近づいてくる…
視線は相変わらず僕の一点に注がれている。
いくら精力剤によって普段よりは自慢できる大きさになっているとはいえ、初対面の女の子にこうも見られると流石に照れる;…
「グロいだろ?…いつもはもう少しは普段なんだけど;…」
確かにこんなにも雁高を際立たせ、脈道をクッキリと表したエログロの勃起んて、僕でも初めてだった…
「はい…でも、すっごく、逞しくて、素敵です」
佐織ちゃんは顔を赤くして微笑んだ。
徐々に女の顔を覗かせようとしている。
きっと彼女にも彼氏がいて、これ以上にいろいろしてるんだろうと思うと複雑な気持ちにもなるものだが…今はそれもどうでもよくなっていた。
「私…」
佐織ちゃんは躊躇することなく、僕のそれを手で優しく包み込む。
そうしながらも、ちらっと僕を見てくる眼差しは今までのものとは打って変わって、色気ある女のものだった…
女って分からねぇ〜…;
香澄に対してもよく感じることではあるが、佐織ちゃんも処女と娼婦の顔を一緒に持ち合わす女だったんだな;…