ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 588
ぅぁ!…
エリカちゃんを見てドキリとする。
汗で身体に貼り付いたエリカちゃんのTシャツ…
その豊かな乳房さの形が、露骨に現れていた。
「熱くなっちゃいましたぁよ、汗もいっぱいかいちゃいましたぁ〜」
その豊満な胸とは対照的に、エリカちゃんは子供みたいに微笑む…
そのギャップがたまらなく可愛らしく、また愛おしく見えてしまう。
そして、僕の股間を情けなくも奮い立たせてしまう…
「匠さんも汗かいてますねぇ」
「ああ、よく動いたね…それと、普段の運動不足を感じたよ」
「ふふ、普段はデスクワークですか?」
「うん、メイドの仕事よりは動かないだろうね」
「でも…逞しいじゃないですか…」
「えっ?…」
赤い顔したエリカちゃん…
それは身体を動かしたばかりじゃないことは、その視線の先で分かった;…
「あっ;…なんかゴメン;…節操無くて、恥ずかしいな;…」
「いえ…匠さんがそうなったのは、きっと私のせいですよね…」
顔を赤くさせて自分の身体と僕の方を交互に見つめるエリカちゃん。
「知ってます…匠さんが私のここ、気にしているの…匠さんなら、見られてもいいかな…」
「ぅえっ?!…いいの?…」
僕の声は恥ずかしくも裏返ってしまう;…
「はい…だから個室の方へ…」
もじもじと俯くエリカちゃん…
「そ、そうだよね。そうだったよね!」
僕はエリカちゃんの手を掴み、部屋の奥へと邁進した。