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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 589

…奥の個室。
何部屋かあるうちのひとつを選んだが、そこは柔らかなマットが敷かれた広い部屋。

「マッサージとか、ヨガをやる部屋かな?」
「たぶん、そうかと…」

エリカちゃんが、僕の手をギュッと強く握り締めた。

スポーツをするというよりも、リラックスできるかのように造られたその空間…
そんな中で、正面の壁一面に貼られた鏡に写り込んだ自分の姿に赤面してしまう…

自分もエリカちゃん同様にTシャツを身体に貼りつけ、しかも薄地のナイロン製のタンパンに出来た頂きは、その自身の形状をくっきりと浮かび上がらせていた;…

「匠さん…」
エリカちゃんが僕の手を握ったままこちらを伺う。
「エリカちゃん、いいよね?」
僕がそう聞くと、エリカちゃんはほんのり顔を赤く染めながら、小さく頷いた。

そして僕らの距離は縮まり、唇が重なるのだった…

合わさるだけのその時を楽しみ、舌先でエリカちゃんの唇を味わう…
リップクリームのせいなのか?…仄かに甘い…

「美味しいよ…エリカちゃんのここ…」
「…私にも……匠さんの…味合わせてください…」

再び唇が重ねられ、エリカちゃんの舌が口内に入ってきた…

互いの舌と舌が絡み合い、ピチャピチャという音を奏でる。
エリカちゃんは僕の唇を求めながらその身体を僕に密着させて押し付けてくる。

僕はその身体を精一杯抱きしめ、エリカちゃんをマットの上に寝かせる。
「ああ…匠さん…」
「エリカちゃん…」

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