ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 550
「私は失礼してシャワーさせて貰いますねぇ…」
「あ、もちろん…僕のことは気にしないで普段通りにしてよ…」
各部屋にバストイレが付いているなんて、流石青山家だよね…
「そうですかぁ〜それなら、お言葉に甘えて遠慮なく…」
ぅおぃ!…
だからってここで脱がなくてもぉぉ;…
メイド服を脱ぎ去り、後ろ髪をまとめていたゴムも取り去る。
綺麗な金色の髪に、真っ白な素肌。
お姉さんほどふくよかではないけれど、スラリとした細身の身体はモデルのようで、とにかく美しい。
突っ込みを入れようかと思ったけど、ソフィアちゃんの身体に思わず見惚れてしまっていた。
「ふふふ、どうしましたか匠さぁん」
「い、いや…」
流石にもう反応はしないんだろうけど、僕は何気に股間を覆ってしまう;…
「疲れているようでしたら、先に休んでいて下さいね…シャツもパンツも洗濯しておきますからぁ…」
へぇ?…
僕に向かい手を差し出すソフィアちゃん…
「あの…?それって何?…」
「あれっ?…もしかして日本の人って、裸で寝ないんですかぁ?…」
「うん…いないわけじゃないけど、普通の人は裸では寝ないねぇ」
「えー、ソフィアは普通じゃないってことですかぁ」
「たぶんね」
僕の言葉にソフィアちゃんは不服そうだ。
「まあ、今日はこのままで、お洗濯しちゃいますし」
「えー」
仕方なしに後ろを向いてパンツを脱ぐ;…
まあ尻は散々見られていたんだから、今更恥ずかしがることも無いしな;…
「クスっ…一糸まとわぬ裸になっちゃいましたね★」
またそんな言葉使って;…
「ああ;…ソフィアちゃんも風邪引くといけないから、早く入ってきなよ…」