ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 54
薄い水色のブラ。
スタイル抜群の香澄ちゃんの身体を包み込む。
香澄ちゃんは下着姿のまま、桜さんの身体に抱きつき、肌を密着させる。
…生まれて初めて、百合って良いもんだなぁ、と思ってしまった。
「ふふ…緊張しなくて良いよ、桜ちゃん。舞ちゃんも、雪ちゃんも、純ちゃんもみんな、これで気持ちよくなってくれたから…」
そう言って香澄ちゃんは桜さんの身体にしなやかな指を這わせる。
…今言った女の子の名前はいったい…?
「嬉しいです…私もずっと仲間に入れて欲しかったんです…」
…仲間って何の仲間なんですか?
「やぁだぁ〜それならそうと、言ってくれればよかったのぉにぃ~、
私はぁ、桜ちゃんとずっとやりたかったんですよ〜」
…それって僕は、当て馬みたいなもんなんでしょうか?
「舞花も雪乃も純菜も、みんな可愛いから…私なんか敵わないと思っていたんです…」
「そんなぁ〜、桜ちゃんだってすごく可愛いのにぃ」
…なるほど、その娘たちも可愛いんだ。
…何者かは知りませんが…
「匠さん、どうされましたか?」
「…いや、さっき名前が出た女の子って何者なのかな…」
「あぁ、舞ちゃん・雪ちゃん・純ちゃん…みんな私のメイドです〜♪」
…メイドさんかあぁ~…
僕の頭の中では、秋葉原で見るようなコスプレした美少女たちが、なまめかしい妖しいポーズをとっていた。
「匠さぁん…エッチなこと考えてるでしょ~?」
…ハイ、香澄ちゃんと桜さんという美少女の前で、申し訳ありませんでした!
「メイドさんはぁ、私の、宝物であり、天使なのぉ…」
妖しい視線で、ニコリと微笑む香澄ちゃん…
貴女、どういう趣味の持ち主ですか…
「桜ちゃん、大好きぃ…」
香澄ちゃんは桜さんの耳たぶを甘噛みし、そのあとは桜さんの頬から首筋、乳房にかけて舌を這わせていく。
「っ!ぁ…ぁ…あっ!」
桜さんは控えめに呻る。
そんな桜さんの指は、香澄ちゃんのパンティに伸びていく。