ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 516
あちゃ;…
「も、申し訳ありません…」
「何も謝ることなんてありませんよ…啓くんは必ずでしたから…」
僕だってこんなになっちゃうだから、若い啓くんがならない訳ないよな…
「アイツは若いからまだいいですけど、僕なんてもう28ですからね;…」
「いいえ、匠さんも十分お若いですよ〜」
「彩乃さんはおいくつなんですか〜?」
「女性に年齢を聞くのはタブーですっ!…ってのは嘘で、26です」
あら、割と近かったんだ。
「意外です。もっと若いと思ってました」
「ふふ、子供っぽいって言われるんですよ」
「そんな、子供っぽいなんていうことは無いですよ…僕がこうなったのだって、マッサージのせいだけじゃないですから…」
「えっ?…それって…」
「当然ですよ…魅力を感じられない人にいくらこうされたって興奮する訳は無いですよ…僕だって、それほど節操が無い訳じゃないですから…」
「ふふっ、お上手ですね」
彩乃さんはニコリと笑う。頬がほんのりピンクに染まっていた。
「匠さんは、素敵な人ですね」
「そんなことないですよ」
「そうじゃなかったら、お嬢様も匠さんに惚れないと思いますよ」
彩乃さんはそう言いながら、僕のパンツをゆっくりと下ろしていく。
ニョッキと現れるソレは、今までの甘いムードを台なしにするかのように、男の欲望を剥き出しにしていた。
「クス…やっぱり匠さん、啓くんに負けないぐらい元気ですね。」
そう言って、僕のモノを垂直に立ち上げる…
「そんな見ないで下さいよ;…あまり自信は無いんです…」
恥ずかしいと思いながらも、トロッとした先走りが流れ落ち、彩乃さんの指を濡らしていた。