ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 333
はあ…はあ…はあ……
荒い意気を吐きながら、萌ちゃんの身体に崩れ落ちる。
急激に芯を失っていく僕のモノが…ぬるっと萌ちゃんから抜けて出る…
噎せ返るような精液の臭いが鼻孔に突きながらも、僕はそれを拭うことも忘れ、萌ちゃんの心臓の鼓動に耳を傾けた。
「はあ…匠さん…」
萌ちゃんが微かな声で囁いた。
「私、幸せです…初めてが、匠さんで…」
身体をゆっくり起こして、萌ちゃんの表情を伺う。
視界に入ったのは、満面の笑み。
つられて僕も笑ってしまう。
「僕も、萌ちゃんとして、幸せだよ」
「そう言って貰えてよかった〜…私からせがんじゃったから、申し訳無いと思っていたんです…」
「そんなこと無いよ…僕だってエロおやじみたいなこと言っちゃって、ゴメンよ;…」
「ふふっ…初めはちょっと驚きましたけど、匠さんの違う一面が見れてよかったですよぉ」
「うぁ!そうじゃないよぉ!あれはたまたま萌ちゃんに対して出ただけで、普段のセックスではあんなじゃ無いんだって!;」
「うふふふ、そぉおなんですかぁ〜?」
悪戯っぽく萌ちゃんが言う。
…確かにこんなの初めてかもしれないなぁ。
遥さんのときがそれっぽかったかもしれないけど。
「またお屋敷にも遊びに来てくださいねぇ」
「向こうじゃこんなことはないけどね」
「そんなこと無いですよぉ〜今度はお嬢様と桜さんと三人でやりましょうよ〜」
い、いきなり3Pですか?…
萌ちゃんって見掛けによらず、結構大胆娘なのかもしれないよな;…
「あ、機会があれば…それも楽しいかもしれないね…;」
若い娘に…おじさんはたじたじですよ;…