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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 245

まあ、君のお母さんに気に入られたらの話しだけどな…
僕は制服に着替える啓くんを見ながら、心の中で呟く…

ん?まてよ…気に入られるのには…やっぱりパンツだよな…?

「あの啓くん…非常に言いにくいだけどさ…」
「はい?…何です?」
「その小っこいパンツ…僕に貸してくれ!…」

「はい?」
啓くんは面食らったような顔をした。
「…いや、これですね…」
啓くんも歯切れが悪い。

「どうした?」
「昨日はあんなこと言いましたけど、僕のも、葵さんから頂いたものでして…」
…葵、お前、何枚パンツ持ってるんだよ…

「じゃあ問題ないよな、」
気まずくはあるけど、やっぱり再就職には返られない…

「仕方ないですねぇ〜でも取り替えっこですからね…」

「あ、ああ…」
啓くんといえども、人の穿いていたパンツを掃くのには抵抗はあるが、それも啓くんのお母さんに気に入られる為には致し方ない…;

「…でも、面接って今日なんですか?」
「あっ」
…次の連絡は遥さんから来てからって言ったな…

「ま、まあ、普段から穿いておかないと忘れちゃうしな」
「はあ…」
そのまま、学校に向かう啓くんを見送る僕であった。

幾分かサイズの小さいパンツのゴムが当たる部分をポリボリとかきながら、一階に下りる…

「なんだ啓くんと取り替えたの?…」
葵…まだいたんですか……

「あ、ああ…啓くんがアレ穿いて行きたいって我が儘言うからさ…」
啓くんゴメン…嘘つきの僕を許せぇ!


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