PiPi's World 投稿小説

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

の最初へ
 240
 242
の最後へ

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 242

遥さんはニコッと笑って
「もちろん!」
…なんだか、嬉しかった。

「…でも待てよ、そうすると上司と部下ではないか」
「遥さんって総務とか人事の仕事じゃないんですか?」
「いや、そうだけどさ…なんとなく、言ってみたかっただけ」

「ははは;…なんか焦りましたよぉ。。上司と部下って…危険な感じがしますよぉぉ」
「そうよね。上司と部下ってどうしても親密になるものだからね。」
「ああ、深夜の二人だけの残業とか?…」
「そう、出張とか…」
「出張とかもあるんですか?」
「ええ、営業職ですもの。白鳥部長と2人っきりでってことも…あると思うよぉ」

「…2人きりって、マジですか」
「うん、上司と部下」
あっさりと言う遥さん。

「…でも、白鳥部長って、僕や遥さんより年上ですよね?」
「まあ、そこまで離れてはいないけどね」
「結婚…されているんじゃ…」
「そうでもないぜ…うちの女性管理職の人、仕事が恋人みたいな人ばかりだからさ…」

「男勝りってことですかね?」
「まあそうとも言えるはね。でも白鳥部長だけはバツイチらしいよ…本人は隠しているんだけどな…」
「今どきバツイチなんて隠すことでもないのに、何か言えない事情でもあるんすかね?」
「それがさ…ここだけの話し、白鳥部長…社長宅の庭師と結婚していたらしんだよ…」
「ぅえ?!社長宅のですかぁ?」
「そう、青山和彦の家に代々仕える庭師…それが縁で家の会社に勤めることになったのよ…」

まさか、そこで繋がるとは…!!
伊藤さん、貴女も、何人の女性を侍らせていたのでしょう…
そして、啓くんのお母さんはいったい誰なのですか?

…いろいろと突っ込みたい気持ちはあるが、それを遥さんの前で言うことじゃないだろう。
むしろ言ったら不味いか。

「次の日取りが決まったら私から連絡するから」
「はい」

SNSでこの小説を紹介

年下の他のリレー小説

こちらから小説を探す