ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1159
「素晴らしいです。ご主人様のより大きいと思います…」
「お世辞はいいよ…和彦さんと比べられるのはあんまり…」
「ホントですよ」
そう言いながらソフィアちゃんは全てを脱ぎ捨てた。
お姉さんにも負けない、もしかしたらお姉さん以上かもしれない完璧な身体に、一瞬見惚れてしまう。
ほんとメイドにしておくのは勿体無い程のプロポーションだ…
厭らしい感情が湧いてくるというよりも、このバーピー人形みたいな現実離れした身体に感心してしまう…
「やですはぁ;…そんなに見ないで下さいよぉ;…」
その完璧なボディを見せられると、それまでためらっていた気持ちも徐々に打ち消されまた別の感情が沸き起こる。
「綺麗だね、ソフィアちゃんの身体」
「匠さんこそ…お世辞が上手ですね」
「お世辞じゃないさ」
バスルームの壁際までじわじわと寄り、ソフィアちゃんを追い込む。
「ああっ、あぁ…匠さん…」
顔を赤らめるソフィアちゃんの唇に吸い付き、両手で胸を揉み上げる。
ソフィアちゃんが現実離れしている分、自分までもが2次元のヒーローにでもなったような気さえしてくる…
ある意味バーチャル的な体験を味わいながらも、目の前のソフィアちゃんはちゃんと現実の女の子として存在しているんだから、些か複雑だ;…
アンナさんを抱いた時のことを思い出す。
あの時もバスルームの中で濃密な、濃厚な行為だったな…
ソフィアちゃんの膝がガクガクと震える。
とても敏感な子なんだね。それも可愛い。
「はあ、ああ…んあっ、男の人のは、やっぱり、違いますね…」