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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1120

一通り汗を流し終わり脱衣室へ…
水滴で濡れた身体を希ちゃんが拭いてくれる…

なんだか僕はお殿様になった気分で、なすがままに身を委ねる…

「クスッ…匠さんの普通の時って…こんななんですねぇ」
「あっ;…まあ;…」
ある意味、勃起している時よりこの状態を見られる方が恥ずかしいもんがある;…

「ご主人様だって似たようなものですよ」
「ああ、そう…」
まあ和彦さんだって同じ男、そりゃ逞しさを保っているのも…

「匠さんの方がそっちの方は激しかったですけど」
ボソッと言わないでください。

服を着なおし、僕はトレーニングルームを後にする。
もうすぐお昼かぁ。

セックスといえども、やっぱり身体をあれほどに激しく動かした後だけに…腹減ったよな…

まあ弥生さんの料理があるから、この家での昼飯も楽しみになるよな…
今日はいったい何を食べさせてもらえるんだろうかな?…

部屋に戻ると、すでに料理の出来上がった直後のようないいにおいが漂っていた。
これは、仕事が早いなぁ、さすが青山家の精鋭スタッフだ。

「匠さん、グッドタイミングです!」
「そのようだね」
香澄がホクホク顔で構えている。
こちらもさすが食べることに一番の生きがいを感じている女。

「匠くんお帰り。お昼ちょうど出来上がったところだから」
弥生さんももちろんいます。

「どうでした?…ジムの方は?…」
弥生さん自ら料理を取り分けてくれながら、聞いてくる。

「あっ、ああ…なんか自分の体力の無さに飽きれちゃったよ…;」
測定運動だけで息が上がっちゃったなんて、ここではちょっと言えないよな;…

「あらぁ匠さんは高校時代に、何か運動部には入っていなかったんですかぁ?…」

そうか;…香澄には高校時代の僕のこと、余り話してはいなかったもんな…

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