ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1092
がたがたとベットが軋む音に、パンパンとした肌同士が叩き合う音が重なる…
そのリズミカルな音が次第に早くなり、僕は込み上げてくる射精の時を感じずにはいられない…
「ああ!もうイキそ…です;」
僕は腰の速度を落としたけど、澪さんは一層に腰を振り下ろしてくる…
「私も…っ!匠さんのすごいので、イっちゃうの…」
「澪さん、行きますよ!」
「ああっ、来て、匠さんの全部、ナカにドクドクしてっ!」
絶頂の瞬間、澪さんの身体を強く抱きしめる。
澪さんも両足を僕の背中に絡めてそれを受け入れる。
澪さんの望んだ通りに、僕は腰を振り上げドクドクと精液を放つ…
「ああ匠さぁん!!…」
澪さんは回した脚に力を込め、僕を引き寄せる…
「澪さん;…も、もう出ませんから;…」
さすがに今日はもうギブアップだ;…
「いいんです…こうして匠さんと繋がっていることが、今、何より幸せなことですから…」
澪さんは微かな笑みを浮かべ、僕の唇に吸い付く。
少しずつ熱い塊を受け止め、澪さんは小刻みに腰を振る。
ほんの少しとはいえ、何とか中に出すことはできた。
「いつでも、来てくださいね」
「はい。また極上の奴、お願いしますね」
何よりも、澪さんをイかせられ無かったリベンジは図りたいよな…
澪さんとはこれから長い付き合いになるだろうから、またのチャンスはいくらでもあるからね。
マッサージルームを後にして、僕は最上階の大浴場に向かう。
澪さんは熱いタオルで拭ってくれたけど、やっぱり汗の臭いは消してからベットに入りたいもんな…