PiPi's World 投稿小説

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

の最初へ
 1091
 1093
の最後へ

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1093

さすがに夜も遅い時間になると、誰も人の姿は見えず明かりこそついているもののシーンと静まり返っている。
そこに一人だと若干の不安も感じるけど、今はその方がありがたく思えた。

「よっこらしょっと」
自然とこんな掛け声が出る。
僕ももう若くないな、おっさんだな完全に。

熱くもなくぬる過ぎもしないちょうどいい温かさ。
背中に当たるジャグジーの泡も程よく気持ちいい。

考えてみるとやっぱ疲れることしちゃったしな。
まあ、あそこへのマッサージは癖になりそうなぐらいに気持ちよかったけど・・・

思い出すだけであの快感が蘇ってくる。

背中に圧力を感じながら、僕は会陰へと手を伸ばしていた。

もう今夜は打ち止めだろうけど。
背中の大きな岩にもたれ、そこを確認する。

「…疲れたなぁ、このまま寝ちゃいそうかも」
あまりに心地よすぎるからね、注意注意。

今日までのいろいろなことが頭をめぐる。
いったん気持ちを切り替えて来週に臨もう。

来週は本格的にスズタの件も動き出すだろう..,. 
こういう形で巧とまた会えるのは嬉しい限りだ。
契約が不成立で再会するのとは大きな違いだもんな..,. 

僕はちょっとのぼせながらも脱衣場に移動し、火照った身体を冷ます..,. 


身体を拭いて脱衣所を出ると、小さなロビーに小型の冷蔵庫が置かれているのが視界に入る。
「こんなのあったのか」

そういえばここに住むようになってからこの大浴場には数えるほどしか来ていないから、まだ知らないことばかりだ。

「コインは入れる…必要はないみたいだな」
まあ個人宅だしな、なんか銭湯みたいだけど。

中には昔ながら、瓶入りのコーヒー牛乳が。
一本拝借しよう。

SNSでこの小説を紹介

年下の他のリレー小説

こちらから小説を探す