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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1081

ここには僕の酒癖を知ってる人はいないからなぁ…葉月ちゃんは僕が介抱したくらいだし。

「ほい!」
「沙織ちゃん、これで今日は終わりにさせて欲しいかな」
ジョッキになみなみと注がれたビールを差し出された。

「そうなんですか?…何かお疲れみたいですもんね…」

いや;…それは二日に及ぶセックスのせいだろうな;…
僕ももうすぐ29…20代前半の時みたいに、精力全開とはいかないもんね;…

「無理しないでください…お酒は美味しく飲むのが1番…お酒に飲まれては詰まらないですからね…」

葉月ちゃんがニコッと笑う。
うん…僕の失敗はいつもそうだからな。

「私もそういう失敗はあったので」
「葉月が酔っぱらうとこ見てみたいけどな」
…僕は見たな。あの時は可愛かった。

「週末ですし、明日から2日はゆっくりお休みすればいいんですよ〜」

「それなら明日を気にしないで飲めるはね…」
美月さん;…貴女もいける口なんですかね?;…

「よかったぁ…美月さんとはゆっくりお話しをしたかったんですよね…」
沙織ちゃん;…喧嘩しないでくださいよ;…

最近の沙織ちゃんはゆかりさんや夏子さんにも歯向かうようで…
デザインとビジネスの面で対立することが多々あるから心配になるんだよね。

美月さんはそんな上司お二人に一歩でも追いつこうと日々奮闘中。
社内で女の戦いが繰り広げられそうでちょっと怖さも感じるね…

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