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人生、いくらでもやり直せるさ
官能リレー小説 - その他

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人生、いくらでもやり直せるさ 4

それは、実父の死から2年程過ぎた頃。
落ち込んでいた母親がだんだん明るさを取り戻し、そして娘からも分かるぐらい綺麗になって行った。
綺麗になるだけでなく垢抜けて華やいでいく母親に、愛花さんも安心すると共に母親の変化に心踊るものを感じていた。

そこから半年ぐらいして、母親から『再婚を考えているの』と打ち明けられ・・・
爽やかな男性を紹介された。
年齢は俺と同年代ぐらいで、最初は嫌な感じはしてないどころか、ちょっと憧れてしまうような紳士だったようだ。

そして、その数ヶ月後に母親と継父が結婚。
そこから母親はまた変化していく。
服の露出が増え、化粧が濃くなっていく。
ゾクっとするような妖艶さを放つようになっていった母親は、愛花さんの目の前でもお構い無しに継父とイチャつくようになった。
最初はスキンシップみたいだったが、だんだんと愛撫し合うようなものに変化・・・
余りの事に愛花さんが部屋に逃げ込むと、聞こえる所でセックスを始め出す2人。
愛花さんが学校から帰ってきたら、リビングで盛っていた日もあったようだ。

そんなある夜。
異様な感覚に目を覚ました愛花さん。
愛花さんの上に継父が覆い被さっていたのだ。

部屋の鍵は閉めた筈だ。
何故と思いながらも身を捩って逃げようとする愛花さんの目に見えたのは母親の姿だった。

「お母さんっ、助けてっ!」

そう叫んだ愛花さんに母親はこういい放ったのだそうだ。

「うるさいわねぇ・・・もう子供じゃないんだしオトコが求めてる事分かるでしょ?」

その言葉で察した・・・
鍵を開けたのは母親だと言う事を。
母親が自分を継父に売ったのだと理解したのだ。


そして、愛花さんは継父に初めてを奪われた。
だがそれは、始まりに過ぎなかった。
次の日から継父と実母による愛花さんの調教が始まったのだ。

調教されていくごとに淫らな身体になっていくのが最初は嫌だったらしいが、だんだんと快楽に染まっていったらしい。
そしてやがて、快楽に染まり切って考えるのを止めた。

これは元妻と娘に似ていると思った。
2人も似たような堕とし方をされていたと義父の記録から分かっている。

愛花さんが元妻や娘と違うのは、心までは完全に継父に堕ちることはまったくなかったということだろう。

「嫌だったんです…このままだとあの男のいいようにされて、学校にもまともに行けなくなって、友達も失って…だから、だから…」

涙声で振り絞るように言う愛花さん。
俺は黙って彼女を優しく抱きしめてあげた。

泣いた愛花さんを抱きしめていると、少し落ち着いたのか続きを話してくれた。

継父が調教し、実母が協力する生活でどんどんと淫らな身体にされた愛花さんだったが、最も辛かったのは継父の執着心だったらしい。
男女問わず彼女が誰かと一緒に居るのが許せなかったらしく、それが男だと狂ったように折檻されたらしい。
故に友達すら失う結果となった訳だ。

そんな継父のせいでまともな中学生活を送れず、高校は一応進学できたものの、近所の底辺高にしか行けなかった。
これは元々の志望校よりも数ランク下らしく、それでも進学できただけマシとしか言いようが無かった。

そんな日々の中で今日・・・
偶然帰り道が同じ男子が彼女の落としたハンカチを追いかけて手渡してくれた。
それを継父に見られたのだ。

狂ったように怒った継父は、愛花さんが帰宅すると折檻に及んだらしい。
あの背中のミミズ腫れは、その時の鞭によるものらしい。
更に怒りの治まらない継父は包丁を持ち出した。
殺してやると・・・

しかもその包丁を実母に手渡して言う。
お前が刺せと・・・

震える手で実母が刺したのは・・・
継父だった。
まともになって助けてくれた。
混乱しながらも光が見えた気がした彼女だったが、彼女を見る実母の目は血走っていた。

『アンタのせいでメチャクチャになった!』

そう言い包丁を振り上げる母。
まともになる何処か、更に狂った母に飛び付いたのは刺された継父だった。
2人が揉み合うのを見ながら、何故か身体が動き・・・
自分部屋に駆け込むと、取るものを取ってベランダから飛び出した訳だ。
だから、制服にスリッパと言う妙な組み合わせだったようだ。


あらましを話してくれた愛花さん。
かけてやれる言葉もなく、俺は抱きしめてやる事しかできない。
何故かこんな彼女を見ていると、娘の事ばかりフラッシュバックしてくる。
彼女と歳が違いせいかもしれない。

だが、下半身が反応し初めていた。
元妻と娘の痴態を見せられ、教師の圧倒的な肉棒と2人に粗チンをなじられてから勃起しなくなった俺のモノが久しぶりに奮い立とうとしていた。

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