強運天使が舞い降りた!? 11
「どうして佐藤先生もいるんですか?」
「僕も手伝うことになったんだよ。」
桐山先生が部員たちに説明する。
「そうなんだー。じゃあ、佐藤先生も水着に着替えてきてくださいよ。」
「えっ、このままじゃいけないの?」
「顧問ですから」
ふと…奥のほうによく知った顔が。
もちろん、エリサのことだ。
「(やっぱりいるのか)」
「(真さんを監視…いえ見守るためならなんだってします)」
「(…好きにしろ)」
黒の競泳水着を着たエリサ、色白でムチムチの身体はこの中に入っても際立っていた。
おそらく一番胸が大きいはず。
他の子もなかなかのスタイルで、股間が興奮しそうになる。
「あの…学校側が用意した海パンがあるのでそれを穿いてください」
「え…やっぱりはかないとダメですか…」
「まあ…部活なので」
僕は桐山先生と一緒に更衣室に向かう。
エリサが笑顔で僕たちを見送ってるのが少し気になった。
そして、案の定
「(もっと2人の距離を縮めててあげますね。)」
エリサの声が響く。
これから何が起こるのか…
「えーと…桐山先生」
「はい?」
「どうして男子の更衣室まで入ってきたんでしょう」
「佐藤先生、お一人でそれ、穿けます?」
もらった海パンを広げてみる。
…小さっ!何か生地薄っ!!
こんなの穿かないといけないの?
「他に海パンはありませんか?」
「ええ…それしかなくて…」
その時、何かが桐山先生の足元をカサカサと走り抜けていった。
「いゃあああ!!ゴキブリーー!!」
「ちょ!桐山先生、落ち着いてください!」
何だってこのタイミングに…?
さては、エリサの仕業か?
「(さあ、真さん、男をあげるチャンスです!)」
…やはりな