投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

痴漢特急
【痴漢/痴女 官能小説】

痴漢特急の最初へ 痴漢特急 25 痴漢特急 27 痴漢特急の最後へ

同じ頃ジローは・・・-1

学校まで送り、遅めの昼食を取って真由美のマンションへと戻る。14時半だ・・・

101号室のインターホンを鳴らす。
「はーい」
「ジローです・・・鍵を引き取りに伺いました」
「今行くわー」

マンションのエントランスにオーナーの山崎信江が出てきた。
「ごめんなさい・・・カードキーなんだけどねセキュリティ会社が来るの16時くらいになるっていうの」
「あっ、そうなんですね。じゃあどうしようかな・・・」
「よかったら、うちでお茶でもして待ってる?」
「いいんですか?」
「構わないわよ。一人でボーッとテレビ見てただけだから・・・」
「じゃあ、お言葉に甘えようかな」
「どうぞ・・・大したおかまいはできませんけど」

マンションの101号室が管理人室兼、信江の部屋だ。エントランスにある管理人窓口は信江の部屋とつながっているようだ。窓口から見るかぎり8畳くらいの部屋に事務デスクと防犯カメラの画像を映すモニターがもある。

玄関を入るとすぐに管理人室と書いた扉が、そしてもう一つ玄関があってこの先が信江の部屋らしい。信江は自分の部屋に招き入れてくれた。

「どうぞー」
「失礼しますー」

信江の親がこのマンションを建てて、家族用に101号室を作ったようで3LDKとかなり広い。親は他界して一人っ子の信江が相続してここで一人暮らししていると飲み物を用意しながら話してくれる。

リビングのソファーで雑談タイム。色々と情報を仕入れる・・・
マンションは5階建てで1階と2階は2LDKがそれぞれ2戸、3戸。3階から5階は1LDKで5戸づつで信江の部屋以外に19戸ある。全室満室で大学生が10人、社会人が9人住んでいる。女性の単身者専用で、セキュリティはかなり厳しめ、その分家賃も高額で近隣相場より2万くらい高いが空室はほとんど出ないらしい。

学生は親が資産家ばかりで家賃は皆、親からの振り込み。社会人もソコソコの会社で皆、高給取りのようだ。

男を連れ込むのは禁止ではないが、ほとんど出入りは無いようだ。時折今回の俺のように付き合うようになって合鍵を作る場合があるようだが2年ぶりらしい。みな、男がいるのか、いないのかよく分からないと信江は言う。あとは同性のパートナーがいる子が4人ほどいるようだ。

世間話を交えながら色々と情報をくれる。

信江は明るく良い人だがあまり外に出ないようで、住人以外と10分以上話すのは久々でおしゃべりが楽しそうだ。

「ごめんなさいね、わたしばっかりしゃべっちゃって」
「いえいえ、楽しそうに話してくれるんでついつい聞き入っちゃいましたよ」
「ところでジローさんはおいくつなの?」
「今年40です」
「あらっ、一緒じゃない!」
「同級生だったんですね!」

「40なのにお互い独身でねぇ・・・」
「あら、ジローさんは真由美ちゃんていう可愛い彼女がいるじゃない」
「信江さんは浮いた話は無いんですか?」
「このビジュアルよ・・・男の人に縁があると思う?」
「何言ってるんですか、信江さんは素敵な女性ですよ!」
「もう!優しいのねジローさんは・・・男性と絡むのなんとなく苦手なのよね」
「全然そんなふうに感じませんよ」
「うん、なんだかジローさんとは普通にお話しできてる・・・いつもはちょっとお話しすると詰まってお互い無言で気まずくなるのに・・・あっ、お茶が無いわね。持ってくるね」

「ジローさん?お酒とかは飲まれるの?」
「はい、大好きですよ」
「そう!わたしも大好きなんだけど、一人呑みばっかりで・・・たまーに住人の子と外で呑んだり、ココで呑んだりしてるんだけどしょっちゅうだとみんな迷惑だろうし。そうそう真由美ちゃんも数回呑んでるわよ。あの子もお酒大好きよね?」
「そ、そうみたいですね・・・」

昨日から痴漢して強姦した後付き合い始めたなんて言えず、適当な返事・・・


「軽く呑んじゃいます?」
「えっ?」
「真由美ちゃんに怒られるかな?」
「ま、真由美は大丈夫ですけど・・・信江さんは良いんですか?」
「もちろんよ、気ままな一人暮らし&彼氏無しなんだから」
「いっちゃいますか?」
「そうこなくちゃ!」

と、その時セキュリティ会社の人間がカードキーを持ってきた。俺の身分証明書を確認してカードキーを受け取る。

「これでいつでも真由美ちゃんの部屋に入れるわね。この幸せ者がっ!」
「す、すいません・・・」
「じゃあ呑もうか?」
「あ、あと真由美にLINEだけ・・・」
「そうね、いらぬ誤解を受けないようにしないとね。って、わたしじゃ誤解されることなんてあり得ないか・・・」
「そんな事ないですよっ!その凄く・・・・あっ、な、何でもないです」
「なによ?まぁいいわ、後で何言おうとしたか、吐かせるから。乾杯!」

とりあえずのビールで乾杯する。

真由美から返信が・・・
(ちょうど良かった!超ムカつくことあって呑みたかったの。2時間後くらいに合流できるけど信江さんの家でいいの?)

「信江さん、真由美からこんなメールが来たけどどうします?」
「いいわよ、うちで呑みましょう!」
「じゃあ、返信します」

(わかったよぉ、信江さんと呑むのも久々だから楽しみ!)

二人とも、あっという間に500mlの缶を空けてしまった・・・


痴漢特急の最初へ 痴漢特急 25 痴漢特急 27 痴漢特急の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前