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豆男奇談
【ロリ 官能小説】

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融合-1

脱皮した俺には、這うための胴さえ無くなっていた。仕方なく、梨菜の子宮でじっとしていたら、張り付いて根を生やした。初め、根は梨菜の女の子の辺りに集中して伸びていき、においと味とを吸い込んでいたのだが、梨菜は何を考えているのだろうと思ううち、上にも根が伸び出した。梨菜の体じゅうに、次々と俺は根を張っていった。
梨菜の股間に伸びた根が吸った体液で俺の全身が膨らむほどになると、射精同様の恍惚感を伴い、俺は何かを梨菜の中へ吐き出し返した。
丁度、女性器に体じゅう浸されながら射精するだけの、そんな毎日だった。
ある時、俺は、外の世界を見ている自分に気が付いた。また、気温や物の手触りを、食事や排泄の感覚を、オナニーする梨菜の指使いと快感が、分かるような気がした。それらは自分の事のように捉えられた。
「もしかしたら、梨菜の体を動かせるんじゃないだろうか。」
算数のテストが見えたとき、俺にはそれが解けると感じた。ところが、思考をするのは梨菜の頭のようなのだ。梨菜には解けない。俺はものを思い出すような調子で、梨菜の頭を使い考えた。問題は解けた。すると、俺も考えることができるようになり、梨菜も一人で問題が解けるようになった。
梨菜の体を俺が使い始めるに従い、梨菜は、人間だった俺の出来たことを、自然とできるようになっていった。反対に、女の子の取る諸々の行動を俺は覚えていった。


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