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豆男奇談
【ロリ 官能小説】

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朝の着信-1

親戚のお兄ちゃんからスマホに着信があった。それも、ライブ配信だ。朝の会が始まる前で良かった。六年生は電子機器に厳しいのだ。あたしは廊下に出て
「あたし、今、学校。何、こんな時間に?」
「梨菜、助けてくれ。」
画面に映像の出ない声だけだ。咄嗟にあたしは、何かの詐欺だと思った。でも、それにしては時間が早くないかな。あと、何でライブ?
「何? どこにいるの?」
「アパート。すぐ来てほしい。」
「無理。先生が来ちゃう。ほかの人に何で言わないの?」
「お前にしか頼めない。これ、見てくれ。」
ようやく映った画面に、男の人のあれがアップで現れた。芋虫みたいなのと、しわしわの袋が垂れ下がっていた。でも、なんか、白くてつるんとしてる。毛がないの?
知ってる男の人の裸を初めてまともに見た。思わず、眺め入っちゃった。
「見えてるか? こっちからはよく見える。お前、目、緑色なんだな。そばかすも多いんだ。」
「こういうの、困る。」
あの真面目そうなお兄ちゃんからこんな事をしてくるなんて意外だった。
「よく見てくれ。」
「なんか、いや。先に話してほしかった。お兄ちゃんの趣味。あたし、エッチだけど、そういうお兄ちゃん認めるの、まだ準備できてない。」
「なに言ってんだ。これ見たか?」
お兄ちゃんは、カメラを引いて、横の柱を蹴飛ばして見せたが、そのときぶらりと揺れたおちんちんに、やっぱりあたしはまず目が行った。それから倒れた柱を見てみると、柱に大きくHBと金色の字が彫られていた。
「鉛筆?」
「そうだ。俺、小さくなっちゃったみたいだ。訳がわからない。とにかく、来てくれないか?」
あたしは、職員室に行き、忘れ物をしたから取りに帰ると先生に言った。優しい担任の先生は、何も聞かずにあたしを帰してくれた。


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