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豆男奇談
【ロリ 官能小説】

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真相-1

お兄ちゃんは自殺していた。あたしに残ったお兄ちゃんの記憶でそれが分かった。あたしのことだけじゃなくて、お兄ちゃんは、将来のこともいろいろ悩んでいたのだった。お兄ちゃんの死体も、ちゃんと見つかった。記憶の通り、人が滅多に行かない林の奥で、パンツ一枚身に着けず、首を吊っていた。記憶は一度そこで途切れてるから、知らない事だったけど、見つかったとき、死体は硬く勃起してたそうだ。
お兄ちゃんの強い思いは、林へ行く直前に部屋で射精した精子に宿った。お兄ちゃんは、あたしを呼び、それで初めて、女の子にしたいと思っていた事をやれたのだ。
なんて可哀想なんだろう。
でも、生きてるうちにお兄ちゃんの気持ちが分かったとしても、きっと何にもしてやれなかった。
あたしは、もう、自分の将来を決めていた。お兄ちゃんみたいな人がどうしたら幸せになれるか、勉強して、研究するのだ。
「加奈子、四つん這いになって、お尻出して。」
「こんな格好、恥ずかしい。」
「男の子がどうやって女の子にするのか、教えてあげる。男の子も、素敵だと思うよ。」
「あっ!」
あたしは、腰の前に右手を当てて、中指と薬指を加奈子の穴へ入れてから、男子のように腰を動かした。本当なら、おちんちんでお兄ちゃんが女の子にしたかった事だ。
加奈子のお尻の穴が、中から押し上げられてもこもこ動いてる。
「加奈子、ちょっと、下から手伸ばしてあたしの触ってくれる?」
加奈子はそうした。あたしの腰の動きで、加奈子の指があたしを擦り付ける。あたしは腰の速さを上げた。
「あっ、出る!」
お兄ちゃんの記憶にある射精の感覚。女の子の体でそれを思い出した。腰を加奈子に思い切り突き入れたあたしから、おしっこが気持ちよく噴き出した。
お兄ちゃん、これからもあたしと一緒だよ。あたしが、お兄ちゃんの代わりに生きてあげる。お兄ちゃんの思いはあたしが全部、叶えてあげる。


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