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男子中学生の憂鬱
【学園物 官能小説】

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覚醒しちゃった!-1

三年生に、オレーシヤという美しい先輩がいた。テニス部の部長でもあり、女子の間でも人気があった。栗色の長い髪をしていて、体つきも女らしかった。勉強もよくできたが、男子と付き合ってはいなかった。噂では、言い出せる男子がいないのだとか、テニスにしか興味がないのだとかの、悪気のないものから、レズビアンなのだとか、サディストなのだとかいう意地の悪いものまであった。
哲夫はオレーシヤと関わる機会は全く無かったが、オレーシヤの体を想像して自慰したことは何度となくあった。イリーナと付き合ってからも、イリーナのにおいとオレーシヤの大きな胸とを共に思い浮かべて射精することがあった。
哲夫は今日もそうすることにした。美人のオレーシヤに対する自慰は他の男子もしているに違いない。それを思うと、オレーシヤは毎日男子の切ない苦しみを向けられ、精子にまみれているのである。アイドルが正にそうなのだろうと哲夫は思いながら、聖母マリアと大衆の関係も、精子でこそないが、きっとこんなものなのだと連想された。もちろん、オレーシヤは男に何も報いてはくれない。
聖母など脳裏に突然出てきたのは、ヨガのせいでインドに興味の湧いている哲夫が、マザー=テレサの存在を身近に感じており、そこから瞬時に浮かんだことだった。
その直後、哲夫がオレーシヤの裸を思った時である。見たこともないオレーシヤの性器がありありと眼前に迫り、哲夫の顔を包み込んだ。嗅覚の全てと味覚の全てがオレーシヤのそれだけに奪われた。目ではなく、頭に直接、女の性器のどんな細かい溝のあいだまでもが映像として現れた。目では同時に部屋の様子を見ているのである。
オレーシヤのそこは茶色がかっていて、二枚の長いひだのようなものが開いて伸びていた。そして周りを濃い毛が包んでいた。毛の生えた所では、イリーナの腋の下と同じにおいが、その何倍もの強さで鼻を突いた。肛門にもやはり毛が濃く生えていた。鼻の奥に哲夫はそのにおいを感じた。また、尿道と膣の位置ばかりでなく、その中に哲夫の舌が据えられるようだった。何より哲夫に辛く感じられたのが、オレーシヤの性器の至る所に白いかすのようなものが沢山付いていて、その味とにおいとが襲ってきたことだった。
哲夫はむせて嘔吐しかかった。ふとイリーナのことが脳裏をよぎった。
同じであった。しかしそれはオレーシヤのものと違っていた。毛は前のほうに薄くしか生えていず、二枚のひだは桃色で、片方だけが長かった。真ん中のひだの外側がどちらもひどく垢だらけだった。オレーシヤよりにおいは弱めだったが、左右の形は歪んでいた。膣の中に鼻汁と鼻くそのようなものが溜まっていた。
哲夫が聖母のことを思うと、その感覚はたちまち収まった。
その晩、哲夫はどうしても自慰することができなかった。


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