投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

男子中学生の憂鬱
【学園物 官能小説】

男子中学生の憂鬱の最初へ 男子中学生の憂鬱 5 男子中学生の憂鬱 7 男子中学生の憂鬱の最後へ

兄の冴え-1

翌朝、登校中、哲夫には何も起こらなかった。学校の女子には幾人も会ったし、当然、歩いている見知らぬ女性など何人もいる。
「名塚、おはよう!」
声を掛けられて振り向くと、小学校から一緒のナースチャであった。ナースチャとは長い付き合いだが、スタイルも顔も良い明るいスポーツ少女で、哲夫は一度告白じみた事をした経験があった。ナースチャは優しく哲夫を振った。それからもナースチャは変わらず哲夫に声を掛けるのだった。
哲夫の前のナースチャの笑顔からナースチャの性器が迫ってきて、哲夫を取り込んだ。暗い金髪が前のほうに集まっていて、そこのにおいは薄かった。しかし、全てが血まみれであった。やはり垢も溜まっているらしく、垢と血の混じった味とにおいとが哲夫を襲った。
「うわっ、臭い。何だお前、血 !」
ナースチャは驚いて、何の話かも聞かずに咄嗟に答えた。
「うそ、ごめん! 生理なのわかるの!?」
ナースチャは顔を両手で押さえて走り去った。
哲夫はすっかり学校へ行く自信を無くし、そこから帰宅した。

気分が悪いと親には伝え、ベッドに哲夫は身を横たえた。オレーシヤ、イリーナ、ナースチャのことが自然と思いうかんだ途端、三人の女性器が一度に襲いかかってきた。更に、オレーシヤの今現在の状況、つまりトイレで用を足している様子が、重なって見えるのだった。美しい先輩の大小の便が合わせて口に入ってきた。あとの二人もほぼ同じ時間に用を足した。三人とも、実にいい加減に紙で拭いていた。ナースチャのには、固まりかかった血がピザのチーズのごとく糸を引いていた。
思い出すように哲夫は聖母を観想した。すると女性器は消えてしまった。
ずっと願っていたことが叶ってみると、むしろ泣きたい辛さであった。
ドアが開いて、兄が入ってきた。テスト休みで自宅にいたのであった。
「何してんだ、お前。」
哲夫は兄に、起こったことを隠さず話した。兄は
「お前は才能あるんだよ。」
と言った。偏った超感覚が目覚めたのだと兄は説明した。
兄は面白がって、自分の彼女のあそこはどうなっているのかと尋ねた。哲夫が釣られて兄の恋人を思ったら、毛もなく、あの二枚のひだもない、桃色の性器が現れた。不思議とこれは清潔で、普通のおしっこのにおいしかしなかったが、膣は口を開いていた。その中を辿ると子宮に入った。まだ子供のものだと分かった。
「兄ちゃん、したの?」
「愛があるからな。会ったらしてるよ。」
「何で聞いたんだよ。」
「自慢するために決まってんだろ。」
「で、これ、どうしたらいいんだろう。」
「自己流でした罰だ。師匠を見つけるか…」
「見つけるか?」
「今どうやって止めてんだ。」
哲夫は聖母のことを話した。兄はひたすら祈るしかないだろうと言った。
「だいたいお前みたいなムッツリ助平に聖母が出現するだけで恐れ多いと思え。」
「ヨガは?」
「瞑想がまずいんだろ。因みにこうなったのはヨガのせいじゃなくてお前のせいだぞ。効果が出たんだからな。」
兄は出て行った。雑学も馬鹿にならないものだと哲夫は思った。
イリーナからメールが届いた。
「名塚くん 今日どうしたの? 心配してるんだよ。かぜとか?」
読んだ途端、イリーナの性器が迫った。一面、鼻水に似た汁でいっぱいだった。上の出っ張りが赤く腫れたように膨らんでいた。
哲夫は聖母を思い浮かべた。メールが続いた。
「いまトイレでオナニーしてたんだよ。ホントはまだ途中。今度、恥ずかしいけどあたしのも見せてあげる。いままでゴメンね。」
女の汁が哲夫の喉と鼻を満たした。哲夫は聖母を強く念じながらメールを返した。
「悪いけど、寝る。明日ね。土曜日が楽しみ。」
すぐに笑顔の絵文字が帰ってきた。
「兄ちゃん、ちょっといい?」
哲夫は兄に頼み、インターネットで聖母マリアの祈りを調べてもらった。画像も印刷してもらうと、早速、壁の高いところに貼りつけた。


男子中学生の憂鬱の最初へ 男子中学生の憂鬱 5 男子中学生の憂鬱 7 男子中学生の憂鬱の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前